千葉県で住宅が雹(ひょう)被害にあったら火災保険を活用してみよう

千葉県で住宅が雹(ひょう)被害にあったら火災保険を活用してみよう

「千葉県は雹が降ることが多くて、家が被害にあわないか心配」
「被害にあったときに、どう対応すればいいのかわからない」

このように思うことはないでしょうか。

千葉県を含む関東地方は国内でも雹が降りやすい地域で、雹によって住宅が破損するおそれがあります。

雹被害にあったときに役立つのが火災保険です。

火災保険に加入していると、雹被害の際に保険金が下りる場合があります。

しかし千葉県にお住まいの方の中には、加入している火災保険が雹被害に対応しているかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、千葉県で雹被害があった際に活用できる火災保険について紹介します。

雹被害で火災保険が活用できるのかどうかや保険金を申請する流れなどを紹介するので、ぜひご覧ください。

千葉県では雹(ひょう)被害が発生することがある

雹とは積乱雲から降る、直径5mm以上の氷の塊のことです。

雹は初夏や10月などに降る傾向があります。

関東地方は北関東の内陸部を中心に、国内でも降雹が発生しやすい地域の1つです。

千葉県では2022年6月3日に大規模な降雹が発生し、大きな被害が出てしまいました。

千葉県によると、梨などの農作物被害額が17億3200万円にのぼっています。

雹による被害を受けた住宅も少なくありません。

自宅が雹による被害を受けた場合、早期の破損状況の確認と修理が重要になります。

雹による破損を放置してしまうと、台風などでさらに悪化するおそれがあるからです。

屋根の上など目の届かない場所が破損している場合があるため、早めに業者の点検を受けることをおすすめします。

千葉県で雹(ひょう)被害にあった住宅は火災保険で修理可能

雹被害にあった住宅は、火災保険で修理できます。

火災保険では、雹被害を含む風災による被害を基本補償に含んでいるのが一般的です。

雹で窓が割れたり屋根が破損したりするなど、建物や家財に被害があれば、火災保険の対象になります。

ただし加入している保険内容によっては、補償条件や補償範囲、支払限度額などが異なる場合があるため、注意が必要です。

降雹で住宅に損害が出た場合は、加入している保険会社に補償内容を確認し、対象になるなら早めに手続きを行ないましょう。

保険金は多くの場合で修理に必要な費用分の金額が下ります。

ただし免責金額を設定している場合は、免責金額分が差し引かれます。

降雹のおそれがある千葉県にお住まいの方は、加入している保険が雹被害に対応しているか、保険内容を確認しておくのがおすすめです。

雹(ひょう)被害から3年以内なら火災保険を申請できる

保険法により、保険金の請求期限は被害を受けた日から3年以内と定められています。

原則として被害を受けた日から3年が経過すると対象外となり、申請しても保険金は下りません。

降雹により住宅が被害を受けた場合は、できるだけ早く申請するのがおすすめです。

時間が経過すればするほど、降雹の被害ではなく経年劣化によるものと判断されてしまうおそれがあります。

とはいえ3年以内であれば申請は可能なので、諦めずに申請してみましょう。

また「風災補償があることを忘れていた」「火災保険に加入していることを忘れていた」などの理由で期限を過ぎてしまった場合、請求が認められることがあります。

被害を受けた日から3年が経過していても、気づいた時点で保険会社に問い合わせしてみるのがおすすめです。

千葉県などで火災保険を申請する流れ

火災保険を申請する流れは以下のとおりです。

・保険会社へ連絡
・修理業者にも連絡
・書類をそろえて保険会社に提出
・鑑定人による現地調査
・保険金の支払い

それぞれ詳しく解説するので、ぜひご確認ください。

保険会社へ連絡

雹により建物や家財に被害が発生した場合、まず保険会社に被害にあった旨を連絡しましょう。

連絡する内容は「契約者名」「保険証券番号」「事故の日時」「場所」「事故の状況」などです。

事故の状況は、把握できる範囲で伝えれば問題ありません。

保険会社に連絡後、保険金請求に必要な書類などの案内が保険会社から送られてきます。

修理業者にも連絡

次に修理業者にも連絡します。

保険金申請には修理見積書や報告書、被害状況のわかる写真などが必要です。

業者にも火災保険を利用したい旨を連絡しておくと、申請に必要な見積書や被害状況がわかる写真・画像などを用意してくれます。

経験豊富な業者は火災保険の申請に慣れており、中には保険申請のサポートをしてくれるところもあります。

できれば経験豊富で、信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。

書類をそろえて保険会社に提出

保険会社からの案内に従い、必要な書類をそろえて保険会社に提出します。

一般的に保険金の請求に必要となるのは以下の書類です。

・保険会社指定の保険金請求書
・罹災証明書(罹災の事実・程度などを証明する書類)
・被害状況や程度がわかる写真
・業者からの修理見積書や報告書

被害が大きく保険金請求額が高額になる場合は、印鑑証明書や建物登記簿謄本などの提出を求められる場合があります。

他にも必要な書類などが出てくると保険会社から連絡があるので、その都度対応してください。

鑑定人による現地調査

申請後に保険会社が「現地調査が必要だ」と判断した場合、保険会社から派遣された鑑定人による現地調査が行われます。

鑑定人は被害や破損の状況などを確認し、保険適用が妥当か調べます。

調査時間は30分〜1時間程度です。

調査が終了すると、鑑定人による調査結果と提出された書類、写真などをもとに保険会社が審査を行ないます。

無事に審査を通過したら、保険金の支払金額が確定します。

保険金の支払い

金額が確定したら契約者の了解を得たうえで、保険会社から指定の口座に保険金が入金されます。

入金されたら支払金額の明細書と入金額を照らし合わせて、全額入金されているかご確認ください。

参考:火災保険が下りないケース

参考として、火災保険が下りないケースを紹介します。

・加入している火災保険に雹被害の補償が含まれていない
・自然災害が原因ではないと判断された
・免責金額に達していない

ぜひご一読ください。

加入している火災保険に雹被害の補償が含まれていない

火災保険では「風災・雹災・雪災」が基本補償に含まれるのが一般的です。

しかし住宅ローンを組むために加入する火災保険の中には、補償対象に雹災が含まれていないものもあります。

また、雹災が含まれていても対象を「家財」にしていると、家財の破損は補償してもらえますが、建物の破損を補償してもらえません。

保険の対象を「建物」または「建物と家財」としていれば、建物も補償の対象になります。

雹災が多い地域に住んでいる場合は、保険の内容を一度見直してみるのがおすすめです。

自然災害が原因ではないと判断された

建物の損害が経年劣化など、自然災害以外の原因と判断された場合、補償の対象外となってしまいます。

経年劣化はもちろん、石がぶつかって凹んだといった場合なども対象外になります。

火災保険は自然災害による突発的な被害を補償する保険です。

経年劣化による損害は補償対象に含まれません。

また雹で屋根や外壁などが破損しても、雹が降る前から経年劣化していたと判断されると保険金が下りない場合があります。

雹で破損しなくても、修理が必要だったと判断されるからです。

免責金額に達していない

免責金額とは、損害が発生した場合に契約者などが自己負担する額のことです。

雹害により修理が必要になっても、修理費用が免責金額に達していない場合は保険金額が支払われません。

免責金額を超えていても、支払われる保険金額は免責金額を差し引いた金額になります。

免責金額を高く設定していると、日常的な保険料を節約できます。

しかし実際に被害にあった際に保険金が下りない可能性があるため、注意が必要です。

免責金額を設定する場合は、被害にあった場合にも無理なく支払える金額にしておくなど、バランスを考慮してください。

千葉県で雹(ひょう)被害にあった方は早めに火災保険で修理しよう

千葉県で雹被害にあった際に活用できる火災保険について紹介しました。

火災保険では、雹被害を含む風災による被害を基本補償に含んでいるのが一般的です。

雹により住宅に被害があった場合は火災保険の対象になるため、修理に必要な費用分の保険金が下ります。

雹被害にあった方は早めに火災保険を活用して、住宅を修理しましょう。

ただし加入している保険内容によっては補償条件や補償範囲、支払限度額などが異なる場合があるため注意が必要です。

降雹のおそれがある千葉県にお住まいの方は、雹被害に対応しているか保険内容をご確認ください。

監修者プロフィール
間中明世

マナカリフォーム株式会社
代表取締役 間中明世

保有資格:

足場作業主任者・石綿作業主任者・石綿含有建材調査者・アステックペイント技術研修会 修了

業界歴・経歴:

塗装工事に従事し13年以上。1,000棟以上の塗装工事に携わり独立後は千葉市/四街道市で674棟以上の塗装工事を実施

出身地:

千葉県千葉市稲毛区

私は8年間、下請けの現場作業員として勤務していました。
仕事自体は好きでしたが、元請けの仕事のやり方で何度か嫌な思いをした経験があります。例えば本来正面の1面だけでよい足場を、4面にかけて不要な費用を発生させるなどです。その他にもお客様への向き合い方で大小さまざま、疑問に感じることがありました。ただ元請け先との関係から何も言い出せない、そんな現状に悩み続ける毎日を過ごしておりました。
「もっと誠実にお客様と向き合いたい」「工事で失敗する方を減らしたい」
という想いが日に日に強くなり、マナカリフォーム株式会社を立ち上げるに至りました。
創業時の想いと「常に誠実・正直」を信念に、お客様を裏切らない仕事をお約束します。

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