外壁の汚れの落とし方は？予防方法も併せてご紹介！

住宅の外壁は年中雨や風にさらされており、汚れとは切っても切れない関係にあります。

しかし、頻繁にメンテナンスをするのは困難で、掃除を諦めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなお悩みを解決するために、外壁の汚れの落とし方と汚れの予防方法を紹介します。

外壁の汚れの落とし方を紹介！

外壁の清掃は、自分でやるか専門業者に依頼するかのどちらかです。
ここでは、汚れをきれいにする方法をそれぞれ紹介します。

＊自分で掃除する場合

まず、壁の上から順に水をかけて、簡単に汚れを洗い流します。
次に、水で落ちなかった汚れを外壁用の洗剤で洗います。
このとき、柔らかい素材のブラシやスポンジを使用すれば、外壁を傷つけずに掃除できます。

最後に、念入りに水で洗い流します。
洗剤の洗い残しがあると塗膜の劣化を早めてしまうため、よく洗い流してください。

＊専門業者に依頼する場合

自分では落とせなかった頑固な汚れや、清掃が困難な高所の汚れは、専門業者に依頼することをおすすめします。
専門業者であれば、足場や飛散防止シートを設置して、本格的な高圧洗浄が可能です。

外壁の汚れを予防する方法とは？

冒頭でも記した通り、外壁は常に汚れと隣り合わせです。

しかし、塗装や工夫することで外壁の汚れを予防する方法を3つ紹介します。

1つ目は、表面が汚れにくくなる塗料で外壁を塗装する方法です。
外壁を汚れにくくする塗料は「光触媒塗料」と「ラジカル塗料」が挙げられます。

光触媒塗料は、汚れを分解して落としやすくする「セルフクリーニング機能」があり、一般的な塗料に比べて耐久年数が長いことが特徴です。
その他にも、光触媒塗料による外壁塗装には高い抗菌作用があるため、世界的に流行したコロナウイルスにも有効であるとして注目を集めています。

ラジカル制御型塗料は、劣化因子の発生を制御するという特徴があります。
この劣化因子は「ラジカル」といい、酸素や紫外線が当たることで発生します。
外壁は毎日外気や日光にさらされているので、この塗料との相性は抜群です。

2つ目は、汚れが目立ちにくい色の塗料を塗装する方法です。
外壁に付着しやすいほこりやカビなどは、黒か白であることが多いです。
そのため、中間色であるグレーの塗料を使用することで、多少の汚れは目立たなくなります。

ここで黒や白を選択してしまうと、反対の色の汚れやカビが目立ちやすくなるので注意が必要です。
この方法は汚れを根本から防ぐものではないので、住宅の外観が損なわれることを気にする方に適しています。

3つ目は、外壁材自体を汚れにくいものに取り替える方法です。
費用は一番かかってしまいますが、外壁材自体を張り替えることが外壁の汚れ対策で最も効果的な方法と言えます。
汚れにくい外壁材は、金属系サイディング、樹脂系サイディング、タイル素材の3つです。

まとめ

今回は、外壁の汚れの落とし方と汚れの予防方法を紹介しました。
ご自宅に適した方法で外壁の状態を維持する工夫をし、長く住み続けられる住まいづくりをしていきましょう。
外壁に関するお悩みのある方は、外壁塗装に詳しい当社にぜひお問い合わせください。