外壁塗装をご検討中の方へ!Uカットシーリング充填工法について紹介!
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今回は、外壁塗装をご検討中の方に向けて、Uカットシーリング充填方法について紹介します。
クラックが大きくなると、その周りのコンクリートに悪影響を与えるため、外壁塗装をご検討中の方には必見の内容です。
クラックの改修について
クラックが大きくなると、その周りのコンクリートが脆くなり、漏水や耐震性に影響が出ます。
そこで、クラックの改修が必要です。
クラックの改修の1つの手段であるUカットシーリング充填工法は、幅0.3ミリメートル以上の漏水の恐れがないひび割れに適応します。
そして、脆弱なコンクリートを除去して、健全なコンクリートに充填剤を注入することで、クラックの拡大をおさえられます。
Uカットシーリング充填工法の工程について
最初に、ディスクグラインダーで、ひび割れの真上から、U字に溝をつくる工程に入ります。
U溝カッターと呼ばれるホイール上のディスクをディスクグラインダーに取り付けます。
そして、幅10ミリメートル程度、深さ10〜15ミリメートル程度の溝を掘ります。
次に、粉塵の清掃をします。
U字に溝をつくる際に、かなりの粉塵が発生します。
粉塵が溝に多く残っていると、次の工程に悪影響を与えるため、粉塵の清掃が必要になります。
具体的には、溝の内部に残った粉塵を、はけやブラシなどを使って清掃します。
清掃が終わったら、シーリング材専用のプライマーを塗布します。
プライマーには、接着剤の役割や凸凹を埋める効果があるため、プライマーの塗布は欠かせない作業です。
次に、シーリング材を充填します。
シーリング材の充填量は、溝の深さの半分程度より少し多いくらいまで充填します。
このとき、シーリング材は可とう性エポキシを使う場合と、ノンブリードタイプのウレタンシート材を使う場合があります。
シーリング材の充填が終われば、一定の深さになるように、ヘラで均していきます。
その際、はみ出してしまった場合は、その部分を平らにして仕上げます。
次に、ポリマーセメントモルタルを充填します。
溝の残りの部分にポリマーセメントモルタルを充填し、周りと段差が出来ないように仕上げます。
最後に、仕上げの作業として、周りの塗装の模様と合わせて塗装を行います。
外観の良し悪しが決まる作業であるため、慎重に行いましょう。
まとめ
今回は、外壁塗装をご検討中の方に向けて、Uカットシーリング充填工法について紹介しました。
クラックの改修には効果的な手段ですが、その作業には専門的な知識や技術が要されます。
そのため、外壁塗装をご検討中の方は、是非お気軽に当社までご相談ください。
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