リシン吹き抜けとは?メンテナンス方法も併せて紹介します!
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ご自宅の外壁の仕上げ塗装がリシン吹き付けである場合、どのようにメンテナンスをしたら良いか分からないという方は多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、そもそもリシン吹き付けとは何かについて解説した上で、リシン吹き付けのメンテナンス方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
リシン吹き付けとは何かについて
*リシン吹き付けとは
リシン吹き付けとは、モルタル外壁の最終的な仕上げの方法の1つです。
上塗り塗装の際、塗装剤に細かく砕いた石や砂などの骨材を混ぜ、スプレーガンで吹き付ける塗装方法です。
そのため、独特のザラザラとした感触の外壁に仕上がります。
*リシン吹き付けの特徴
リシン吹き付けには、外壁の表面がザラザラしていること以外に、以下のような特徴もあります。
・耐用年数は7〜8年程度
・塗膜がやや薄いため、耐久性や防水性は低い
*リシン吹き付けにより施工可能な壁
以下に挙げる外壁材は、新築住宅を建てる際の仕上げとしてリシン吹き付けがよく用いられています。
・モルタル
・コンクリート
・ALCと呼ばれる軽量気泡コンクリート
リシン吹き付けのメンテナンス方法について
リシン吹き付けは、塗装予定の外壁の状態によってメンテナンス方法が異なります。
以下では、それぞれの場合におけるリシン吹き付けのメンテナンス方法についてご紹介します。
1つ目は、外壁にヒビ割れが生じている場合です。
外壁にヒビ割れが生じている場合、割れている箇所の断面がU字になるように専用の機械でカットします。
その上でシーリング材を充填して補修し、同時に塗り替えも行います。
2つ目は、外壁にチョーキングが生じている場合です。
手で触ると白い粉が付着するチョーキングが生じている場合は、塗料の耐久期間が過ぎている証拠であるため、早めに塗り替える必要があります。
3つ目は、カビやコケなどにより外壁が汚れている場合です。
カビやコケなどにより外壁が汚れていたり黒ずんでいたりする場合、水で濡らしたブラシでこすったり熱湯をかけたりして除去する必要があります。
また、リシン吹き付けは衝撃によって骨材が剥がれ落ちやすいため、優しく掃除をするようにしましょう。
まとめ
リシン吹き付けの特徴とメンテナンス方法についてご紹介しました。
外壁のヒビ割れ・チョーキング・汚れや色褪せは、いずれも塗り替えの目安の1つです。
これらの現象を放置し続けて大規模な修繕が必要となる前に、定期的にメンテナンスをすることが大切です。
外壁の傷みを発見されましたらお早めに当社にご相談ください。
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