ALC外壁の耐用年数とは?特徴も併せて紹介します!
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「外壁に使われるALCパネルについて知りたい」
「ALC外壁が実際どのくらい長持ちするのか気になる」
外壁にALCパネルを取り入れようとお考えの方の中には、このような疑問を抱いている方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ALC外壁の特徴や種類、耐用年数についてご紹介します。
ALC外壁の特徴について
*外壁に用いられるALCパネルとは
ALCとは、珪石・セメント・生石灰・アルミ粉末などを原料とし、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートのことです。
そして、このALCを板状に成型したものがALCパネルです。
*ALCパネルの種類
外壁に用いられるALCパネルは、以下のような3つの分類の仕方があります。
1つ目は、形状による分類の仕方です。
外壁に用いられるALCパネルは、形状によって以下の2種類に分類できます。
・建物の平面部に利用する平らな一般パネル
・建物の角に利用するL字型のコーナーパネル
2つ目は、厚さによる分類の仕方です。
外壁に用いられるALCパネルは、厚さによって以下の2種類に分類できます。
・厚さ75ミリメートル以上の厚型パネル
・厚さ35ミリメートル以上75ミリメートル未満の薄型パネル
3つ目は、表面の加工方法による分類の仕方です。
外壁に用いられるALCパネルは、表面の加工方法によって以下の2種類に分類できます。
・特にデザイン性のない平パネル
・模様が施されていてデザイン性の高い意匠パネル
ALC外壁の耐用年数について
次に、ALCパネルが用いられている外壁の耐用年数について大きく2つの観点に分けて解説します。
1つ目は、税務上の耐用年数についてです。
基本的に建物は、税務の計算に用いるための耐用年数が定められています。
またALCパネルは、主に軽量鉄骨造や木造の建物に用いられており、以下に示すように耐用年数は建物の構造や構成要素によって異なります。
・鉄鋼材の厚さが3ミリメートル以下の軽量鉄骨造の建物は19年
・鉄鋼材の厚さが3ミリメートル超4ミリメートル以下の軽量鉄骨造の建物は27年
・合成樹脂でできた木造の建物は22年
・モルタルでできた木造の建物は20年
2つ目は、実際の耐用年数についてです。
ALCパネルが用いられている外壁の実際の耐用年数は、約60年とされています。
ただし、表面は劣化が進んでいくため定期的に塗装メンテナンスを行うことが大切です。
まとめ
このように、ALC自体は他の外壁材と比べて耐震性・耐久性・断熱性に優れた建材ですが、外壁として使用する際には塗装が重要なポイントになります。
当社の職人は、10年以上の経験を持つ塗装のプロフェッショナルであり、技術や手際の良さに自信があります。
外壁塗装をご検討中の方は、お気軽にお問合わせください。
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