ブロック塀をDIYでおしゃれにするには?
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ブロック塀をDIYでおしゃれにするには?
ブロック塀は、最小限のデザインしか入れられていないので、何か物足りなさを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
業者に依頼すれば、塗装で比較的簡単にブロック塀にデザイン性をもたせることが可能です。
しかし、腕自慢の方ならDIYでブロック塀に塗装できるかもしれません。
この記事ではブロック塀をDIYでおしゃれにする方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
ブロック塀の塗装にかかるお金
ブロック塀のDIY塗装について説明する前に、まずはどれぐらいのお金がかかるのか、
業者に依頼する場合とあわせてご紹介しておきます。
DIYで塗装する場合
DIYで塗装する場合は、材料やツールの費用のみをみておけばよいでしょう。けっこう高いものも含まれていますが、すでに持っている方なら、その費用はかかりません。
・刷毛:200円前後
・ヘラ:600~1,800円程度
・ローラー:400~500円程度
・塗料(L):2,000円前後
・モルタル(3kg):1,000円前後
・シーラー(L):1,500円前後
・高圧洗浄機:1~3万円程度
・デッキブラシ:500円前後
塗装業者に依頼する場合
塗装業者に依頼する場合、塗装面積で費用を計算します。通常の塗料を使って塗装すると、
・塗装(㎡):1,500円~
・下地処理(㎡):1,000円~
・高圧洗浄(㎡):250円前後
のお金がかかります。
砂が含まれていてブロック塀にデザインを施せる特殊なアクリル塗料を使う場合は、1㎡当たり4,000円程度のお金がかかります。
この塗料はデザイン性だけではなく、耐久性にも優れているため、とても人気があります。
ブロック塀をDIYで塗装する方法
ブロック塀をDIYで塗装する場合は、先ほど紹介した材料やツールのほかに、塗料を入れておく受け皿やマスキングテープ、新聞紙などが必要です。
DIY塗装の流れ
- ブロック塀に付着している土やコケ、カビなどの汚れを高圧洗浄機により取り除きます。頑固な汚れについては、デッキブラシなども使用してしっかり取り除きます。
なお、洗浄後は、水分がなくなるまでしっかり乾燥させましょう。 - ブロック塀にひび割れなどが発生している場合はモルタルで埋めます。ヘラを使ってていねいに仕上げましょう。
- ここまで準備ができたら、塗装しない部分に塗料が付着しないよう、マスキングテープや新聞紙を使ってしっかり養生します。
- 完璧に養生したら、つづいて下塗りです。ローラーを使用してムラにならないよう、ていねいに塗りましょう。塗りにくい部分は刷毛を使って塗ります。
シーラーを下塗りすることで、上塗り塗料が安定します。 - 上塗りは、細かい部分から始めます。刷毛を使って細かい部分を塗ったあと、そのほかの部分をローラーで塗ります。この際も、均一に塗るのがポイントです。
塗り終わったら完全に乾燥させたあと、同様の手順で重ね塗りします。 - 塗料が完全に乾燥する前にマスキングテープを取り除きます。塗料が完全に乾燥すれば完成です。
ブロック塀をDIYで塗装する際に注意すべきこと
ブロック塀のDIY塗装の出来を左右するのは下地です。下地がしっかり整えられていないと、
上塗り塗料がブロック塀に吸い込まれてしまったり、しっかり密着しなかったりしてしまいます。
塗膜の浮きや剥がれも、下地の問題で発生することがあるので、細心の注意を払い、ていねいに塗りましょう。
ブロック塀が劣化している場合は
ブロック塀が劣化している場合は、基本的には業者に修復と塗装を依頼します。DIYは避けたほうがよいでしょう。
ブロック塀の内部には鉄筋が入れられており、劣化部分から雨水が浸透すると鉄筋が錆び、構造そのものが弱くなってしまうことがあります。
サビは、進行するとクラックの原因になり得ます。こうなるとブロック塀自体がもろくなってしまうため、DIYはあきらめましょう。
高圧洗浄機で落とせる汚れ程度なら、DIY塗装は十分に可能です。また、ヘアークラック(幅0.3mm、深さ4mm以内のクラック)もDIYで修復できます。
その際は、DIYショップなどで販売されている補修剤を使うのがおすすめです。
もしも、規模の大きいクラックが発生していたり、穴が開いていたりする場合、DIYは不可能です。プロに修復してもらわないと危険です。
ブロック塀の塗装も、外壁や屋根の塗装と同様に、しっかり時間をかけて行う必要があります。余裕をもって作業できない方は、塗装店に作業を依頼しましょう。
ブロック塀は安全第一でお手入れ
ご紹介したように、劣化がひどくなければ、DIYでブロック塀を塗装することは可能です。
材料やツールをしっかりそろえて、手順どおりに作業すれば、腕自慢の方なら、オリジナリティあふれるブロック塀に仕上げられるでしょう。
ただし、DIYは安全第一です。危険な状態のブロック塀は、専門の業者にしっかり修復してもらわなければなりません。
DIYも、すべての材料やツールをそろえるとなると、けっこうな額のお金がかかります。完璧に塗装を仕上げるには時間もかかります。
DIYで塗装する際は、このあたりのことも考慮することが大切です。
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