外壁塗装のメリット
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建物の耐久性の向上
塗料の目的は外装材を守ることにあります。そして外装材の目的も建物を守ることにあります。建物、すなわち構造材や内装は、外装材と塗料によって守られています。
何から守っているのかというのとどうして二重でなければなないかは同じ答えになります。
どのような素材も紫外線により劣化していきます。そこに寒暖差や水分からひび割れが生まれ、そのひび割れに藻やカビが生えていきます。これが劣化のプロセスです。外装材はこのプロセスから家を守っているのですが、いくら丈夫な外装材を使っても、外装材もいずれは劣化します。そして一度劣化した外装材を交換するのは大掛かりな作業になります。
そのため、外装材に塗料を塗ることで、劣化のプロセスを塗料の被膜に代行させます。当然塗料は劣化しますので、その時は塗り替えます。塗り替えも簡単ではないとは言え、外装材の交換よりも遥かに簡単で低コストです。
防水・防湿効果
雨漏りは屋根からというイメージが強いですが、実際は外壁からの浸水が大半です。
塗料の皮膜は防水効果がありますし、雨水の侵入口であるひび割れを防ぎますので、防水・防湿効果が期待できます。
建物内部の環境の維持
雨漏りはそれそのものが不快であるだけではなく、カビや害虫や害獣による二次被害を呼び込みます。
建物の湿気によるカビアレルギー被害は増えていますし、イタチやハクビシンといった害獣の被害も増えています。これらは建物寿命だけではなく、中に住む人の健康に直接的に被害を与えます。
省エネ効果
外壁の塗料の被膜がしっかりしているとひび割れが起こりにくく、隙間風が起こりにくくなるので、冬場の室内気温の維持が省エネに繋がります。
遮熱効果
遮熱効果の高い遮熱塗料を使うと、日光の吸収を塗料が妨げますので、夏場の室内気温の維持が期待できます。
防火効果
外壁の塗装がしっかりしていると、火事の際に火の燃え移りを遅らせる効果があります。
美観と資産価値の向上
もちろん、しっかりと塗装のなされている家というのは見た目が良いです。
劣化した塗料はゴミや汚れをつかみやすくなっているため、遠くから見ると外壁はくすみ、古ぼけて汚らしい感じがします。
そしてこれは、単に見た目だけの問題ではありません。上述のように建物の外壁塗装は建物そのものを守るという役目を持っていることは、例えば不動産業者などのプロはよく理解しています。そのため塗装の劣化したくすんだ外壁の家は、単に見た目が悪いだけではなく、それ相応に内部にも問題があるというように考えられます。それはその家屋の資産評価に悪影響を与え、資産価値を下げてしまいます。
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