外壁塗装をしないとどうなる?発生する不具合や修理を考える時を紹介

外壁塗装をしないとどうなる?発生する不具合や修理を考える時を紹介

「建物の外壁塗装は本当に必要なのか知りたい」
「外壁塗装をしないことでなにか弊害があるのだろうか」

このようなことを考えたことはないでしょうか?

外壁塗装を実施すると、単純に見た目が良くなるというだけでなく、断熱性や耐久性を上げる効果もあります。

本記事では外壁塗装をしないとどうなるのか、外壁塗装をしなくても良い可能性があるケースなどをご紹介します。

外壁塗装を依頼するか判断するためのポイントなども解説しますので、外壁塗装をするべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

外壁塗装をしないとどうなるのか

外壁塗装をしないことによるデメリットは以下の4つです。

・外観が悪くなる
・断熱性、耐水性が下がる
・家の寿命が縮む
・修理費用が高くなる

外壁塗装をしないと外観が悪くなるのはもちろん、家の耐久性が下がり修理をする際に修理費用が高くなってしまう可能性もあります。

各項目の詳細を解説していきます。

外観が悪くなる

外壁塗装をしないと塗料の色あせや剥がれなどが発生するため、建物の外観が悪くなってしまいます。

外壁の性能面では問題がない可能性もありますが、単純に美観を損ねるため人を招いたときに家に良い印象を持たれにくくなることが考えられます。

見た目の美しさを保つなら適切なタイミングで外壁塗装を実施するのがおすすめです。

断熱性・耐水性が下がる

適切なタイミングで外壁塗装をしないと塗料が劣化している状態が続くため、熱が室内に伝わりやすくなります。

室内が暑くなりやすいだけでなく、室温が逃げやすいので冬は寒くなりやすいといったデメリットも発生しかねません。

塗装が劣化すると防水性も落ちるため、外壁材が痛みやすくなります。

家の寿命が縮む

外壁塗装をしないと外壁が紫外線や雨水の影響を受けやすくなります。

外壁の傷みが進んで症状が深刻化すると、外壁だけでなく家そのものの寿命が縮むこともあります。

お家をキレイな状態で長く居住するためにも、外壁塗装は適切なタイミングで実施することが大切です。

修理費用が高くなる

外壁の劣化状態が軽微なものであれば、塗装するだけで修理が終わる可能性があります。

しかし塗装せず外壁材そのものの劣化が進んでしまうと、外壁の張り替えが必要になるかもしれません。

塗装よりも張り替えの方が修理費用は高額になります。

修理費を安く済ませるためにも、不具合を発見したら早期に補修を実施することが有効です。

外壁塗装をしなくても良い可能性があるケース

外壁の状態が悪くなった家には塗装が必要なケースが多いですが、一方で外壁塗装をしなくても良い場合もあります。

外壁塗装をしなくても良い可能性があるのは、以下のようなケースの場合です。

・引っ越しをする予定がある
・立て替えや解体を行う予定がある

各ケースで外壁塗装をしなくても良い可能性がある理由について解説します。

引っ越しをする予定がある

現在住んでいる家に住み続けるのではなく直近で引っ越しをする予定があるなら、塗装をしないという選択もありです。

ただし「将来的に家に戻ってくる可能性がある」「貸し家として活用する」など、建物を活用する予定であれば塗装をした方が良い可能性もあります。

引っ越した後に家をどうするのかも考慮して、外壁塗装を行うべきか判断してください。

建て替えや解体を行う予定がある

家を全面的に建て替えたり解体したりする場合は、既存外壁への塗装は必要ありません。

建て替える場合は外壁が完全に新しくなるためです。

外壁塗装を考えている場合であっても、建物自体が老朽化している場合は建て替えの可能性を検討してみても良いでしょう。

「外壁塗装を行ったけれどすぐに建て替えが必要」という事になってしまってはもったいないです。

外壁の塗装だけで良いのか、もっと広範囲な補修や建て替えが必要なのかなどを総合的に判断してくれる業者に依頼するのも良いでしょう。

外壁塗装を依頼するべきか判断するポイント

外壁塗装を依頼するべきか、適切なタイミングを判断するのはなかなか難しいものです。

判断に迷った場合は以下のポイントを確認してみてください。

・外壁の傷や汚れが目立つか
・ひび割れやチョーキング現象が発生しているか

上記のような兆候が確認できたら外壁塗装の依頼を考えてみてください。

自分で対処できる不具合の例や、自分では対処不可な不具合についても解説します。

外壁の傷や汚れが目立つか

外壁を実際に目で確認して、汚れや傷が多くあると感じた場合は外壁塗装を依頼した方が良いかもしれません。

外壁の傷や汚れが目立つ場合は塗装で直る可能性があります。

汚れを洗い流して塗装しなおす、という作業を行うだけで外壁がキレイになります。

ただし、あまりにひどい傷や汚れは塗装以外の修理が必要になる可能性もある点にご注意ください。

ひび割れやチョーキング現象が発生しているか

チョーキング現象とは外壁の塗装が雨風や紫外線に晒されることで劣化し、手で外壁を触ると白いチョークの粉のようなものが手に付く現象のことです。

ひび割れやチョーキング現象は比較的分かりやすい外壁劣化のサインです。

軽度のひび割れやチョーキング現象は塗装することで改善する場合が多いため、家の外壁に発生したら外壁塗装の依頼を考えてみてください。

自分で対処できる不具合

色あせや軽度のカビ・汚れであれば業者に依頼しなくても自分で補修できる可能性があります。

対処方法としては水で洗い流すことですが、外壁を強く擦ると傷ついてサビが広がる可能性があるため注意してください。

洗い流してもカビや汚れが落ちない場合や、広範囲に発生している場合は業者に相談すべきです。

雨漏りは塗装で対処不可

外壁に雨漏りが発生している場合は塗装だけでは対処できません。

下地が劣化していたり外壁材そのものが劣化していたりする可能性があるため、外壁の張り替えが必要になります。

雨漏りは家の中に水が漏れるなど実害もあるため、業者への相談がおすすめです。

外壁塗装を依頼する際に覚えておきたいポイント

外壁塗装を依頼しようと考えた際は、業者選びをしっかりと行うことが重要です。

特に注意すべき点としては悪徳業者を避け、信頼できる業者を選ぶことです。

選び方について解説します。

悪徳業者と契約しないよう注意する

悪徳業者と契約すると、施工不良があったり法外な料金を請求されたりとトラブルに発展しかねません。

怪しい業者を見極めるポイントは「不安を強く煽る」「その場で契約させようとする」「見積書が一式などとなっており明細が書かれていない」の3つで、このような対応が見られた場合は注意しましょう。

また「家族と相談したい」などといってその場で契約はせず、落ち着いてよく考えてから契約するか判断することが重要です。

少しでも怪しいと思ったら契約するのを避けましょう。

信頼感のある業者を探す

外壁塗装を行う場合は信頼感のある業者を探すのが重要です。

信頼できる業者を選ぶポイントとしては以下のような点が挙げられます。

・お客様からの評判が良い
・施工実績が豊富
・保証が充実している

住んでいる地域に対応していて、口コミが良い業者を選ぶことがおすすめです。

実績や評判、保証の有無などを確認してみてください。

外壁塗装をしないとどうなるのか理解して対策しよう

本記事では、外壁塗装を適切なタイミングで実施しないとどうなるのか解説しました。

外壁塗装は見た目の美しさだけでなく、家の耐久性や断熱性、家の寿命を長持ちさせるためにも重要です。

家に住まなくなる可能性がある場合や建て替えをすることが決まっているといった場合以外は、必要に応じて外壁塗装を実施しましょう。

外壁塗装を行う際は信用できる業者に依頼することが大切です。

強く不安を煽ったりその場で契約させようとしたりする業者は避け、評判や保証の有無も確認して業者を選んでください。

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