ウレタン塗装とは?シリコン塗料との違いや特徴【外壁で使うデメリット】価格も比較
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ウレタン塗装は木材やDIYに向いており、シリコンは屋根や外壁塗装に向いてます。
ウレタンとシリコンの違いは以下の通りです。
・ウレタン塗料:価格は安く素人でも塗装できるが耐久年数は短い
・シリコン塗料:耐久年数は長く仕上がりもきれいだが扱いが難しい
なお、どちらの塗料が適しているのか不安な場合は、マナカリフォーム株式会社へご相談ください。
外壁塗装について何でも無料相談が可能です。
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ウレタン塗装とシリコン塗装には異なる特徴があり、それぞれメリットとデメリットがあります。
この記事では、それぞれの価格や耐久性、やり方などを比較して紹介しています。
目次
ウレタン塗装とは?塗料の特徴やシリコンとの違い

ウレタン塗料とは、樹脂の主成分がウレタンで作られている塗料のことです。ウレタン塗装の特徴は塗膜が柔らかく弾性があり、密着性に優れている点などが挙げられます。
木材や金属、プラスチックなどさまざまな素材に使用できるため、住宅塗装をはじめDIYなど幅広く活用されている塗料です。
低価格でありながら一定の耐久性を持つウレタン塗料ですが、シリコン塗料と比較すると耐久性に劣ります。
外壁塗装でウレタン塗料を検討している場合は、ウレタン塗料のメリットとデメリットを確認したうえで適切な塗料を選択しましょう。
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ウレタン塗装(塗料)の種類
ウレタン塗装には以下の塗料など多くの種類があり、用途に応じて適切なものを選ぶことが重要です。
- 一液型ウレタン塗料:乾燥が比較的早くて扱いやすい
- 二液型ウレタン塗料:耐久性、耐摩耗性、耐薬品性が高い
- 水性ウレタン塗料:臭いが少なくDIYや室内塗装向き
- 溶剤型ウレタン塗料:溶剤(シンナー)を使うため乾燥が早い
- 高耐久ウレタン塗料(フッ素・シリコン配合型):防汚性・耐候性が高い
- ウレタンクリア塗料:透明の塗膜を形成し、下地の質感を活かせる
耐久性が求められる場所なら二液型ウレタン、屋内での使用なら水性ウレタンが適しています。
なお、外壁塗装の場合は以下のウレタン塗料がおすすめです。
- コスト重視+そこそこの耐久性ならば、二液型溶剤ウレタン塗料
- 長持ち+汚れにくい+メンテナンス頻度を減らしたい場合は、高耐久ウレタン
外壁塗装で使用する他の塗料についても知りたい場合は、外壁塗装で使用する塗料の種類やおすすめの選び方を紹介の記事をご覧ください。
ウレタン塗装(塗料)のメリット
ウレタン塗装のメリットは、主に以下の2つが挙げられます。
・塗膜のひび割れが発生しにくい
・扱いやすく汎用性が高い
ウレタン塗料は塗膜が柔らかく弾性があるため、ひび割れが発生しにくい塗料です。密着性が高く扱いやすい点もウレタン塗料の魅力といえるでしょう。
塗料によっては扱いが難しいものもあり、職人の技量による仕上がりの差が出ることも珍しくはありません。ウレタン塗料は扱いやすいため、仕上がりの差が少なく施工不良のリスクも低いです。
ウレタン塗装(塗料)のデメリットや弱点
ウレタン塗料のデメリットは主に以下の2つが挙げられます。
・耐用年数が短い
・紫外線による影響を受けやすい
ウレタン塗料はシリコン塗料と比較すると耐用年数が短い塗料です。紫外線による影響を受けやすく、日光に当たりやすい部分は黄色く変色したり光沢の持ちが悪くなったりする場合があります。
近年は変色しにくい塗料も販売されていますが、外壁や屋根の塗装には耐久性が足りない塗料といえるでしょう。
ウレタン塗装の価格は?シリコン塗料とも比較

ウレタン塗料の費用相場は、約1,200〜2,200円/平方メートルです。
一方で、シリコン塗料の費用相場は、約1,600〜3,000円/平方メートルです。シリコン塗料はウレタン塗料よりも高額ですが、耐用年数が長いため長持ちします。
近年はシリコン塗料をはじめとした優れた塗料が誕生しているため、ウレタン塗料を外壁塗装で使用するケースはほとんどありません。
外壁塗装でウレタン塗料を使用する場合は、耐用年数やデメリットをしっかりと理解したうえで採用しましょう。
なお、外壁塗装では塗料代金の他にも足場の設置や養生、下処理の費用などが発生します。
詳しい費用を知りたい場合は、近くの塗装業者へ相談するのが適切です。
外壁塗装ならマナカリフォーム株式会社へご相談ください。何でも無料相談が可能です。
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ウレタン塗装の耐久年数は5〜10年!シリコン塗料は15年

外壁塗装でウレタン塗料とシリコン塗料を使用した場合の耐用年数を比較していきます。価格と同様に、塗料によって耐用年数は大きく異なります。
- ウレタン塗料は、耐用年数が約5〜10年といわれており、比較的安価で柔軟性が高いです。ただし、紫外線や雨風に弱いため、長期間の使用には不向き
- シリコン塗料は、耐久性が高く、外壁や屋根に使う場合の耐用年数は7〜15年とされています
外壁塗装は一回の施工で高額な費用が発生するため、できるだけ耐用年数の長い塗料を選択するのが基本的にはおすすめです。
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紫外線の影響を受けやすいウレタン塗料は、外壁に使用した場合は耐用年数よりも短い期間しかきれいな状態を維持できない可能性が高いです。
できるだけきれいな状態を長持ちさせたい方は、ウレタン塗料よりもシリコン塗料の方が適しています。
シリコン塗料は、ウレタン塗料と比較すると耐用年数が長い傾向にあります。紫外線に強く耐久性に優れているシリコン塗料は、外壁塗装に適した塗料といえるでしょう。
ウレタン塗装は作業しやすい?やり方の違いをシリコン塗料と比較

ウレタン塗料は密着性が高く弾性があるため、非常に作業性に優れた塗料です。古くから多くの現場で使用されてきている塗料でもあるため、職人さんも扱いなれています。
家具などのDIYでも、ウレタン塗料ならきれいに仕上げることが可能です。
一方で、シリコン塗料はウレタン塗料と比較すると扱いにくい塗料です。
頻繁に撹拌する必要があるシリコン塗料は、手間がかかり素人には扱いにくいです。密着性が低く撥水性が高いため、重ね塗りする際は適切な下処理が必要となります。
シリコン塗料を採用する場合は、正しい知識を持ち実績が豊富な塗装業者への依頼が必須です。
なお、塗りやすく扱いやすい塗料のことを「作業性が良い塗料」といいます。塗料はそれぞれ粘度や速乾性などが異なるため、扱いやすさは塗料の種類による違いが大きいです。
作業性が良い塗料の方が職人の技量による仕上がりの差が小さいため、施工不良のリスクを軽減できます。
もし、外壁塗装で気になることがあればマナカリフォーム株式会社へご相談ください。何でも無料相談が可能です。
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シリコン塗料とは?特徴やメリットデメリット

シリコン塗料とは、樹脂の主成分がシリコンで作られている塗料のことです。耐久性や防汚性に優れている点などがシリコン塗料の特徴として挙げられます。
多少ウレタン塗料よりも高価格になりやすいですが、近年は外壁塗装などでシリコン塗料を選択する方が多いです。シリコン塗料はウレタン塗料よりも耐用年数が長い傾向にあるため、長い目で見るとコストパフォーマンスに優れています。
シリコン塗料はメリットの多い塗料ではありますが、しっかりとデメリットも確認したうえで使用する塗料を選択しましょう。
シリコン塗料のメリット
シリコン塗料のメリットは、主に以下の2つが挙げられます。
・きれいな状態が長持ちする
・コストパフォーマンスに優れている
シリコン塗料は防汚性や耐久性が高いだけではなく、光沢の保持率にも優れています。
ウレタン塗料のように紫外線の影響で変色や光沢の持ちが悪くなる心配も少ないため、きれいな状態を長持ちさせることが可能です。
塗料の価格はウレタン塗料よりも多少高額な傾向にありますが、1度の塗装で長持ちするため、長い目で見るとコストパフォーマンスにも優れています。
シリコン塗料のデメリットや弱点
シリコン塗料のデメリットは、以下の3つが挙げられます。
・ひび割れが発生しやすい
・重ね塗りが難しい
・密着性が低いため素人では扱いが難しい
塗膜が固いためひび割れが発生しやすい点がシリコン塗料の大きなデメリットです。膨張と伸縮を繰り返す木材や線路や幹線道路沿いなど振動の多い所など、ひび割れが発生しやすい場所への塗装には適しません。
密着性が低く重ね塗りが難しい塗料であるため、素人には扱いが難しくDIYでの使用も不向きです。塗り替えする際は、正しい知識を有する業者へ依頼する必要があります。
シリコン塗料について更に詳しく知りたい場合は、シリコン塗料で塗装するメリットは?費用相場や耐用年数について解説の記事をご覧ください。
外壁塗装の塗料を選ぶ際のポイント

外壁塗装では耐久性に優れたシリコン塗料を選ぶ方が多いです。
しかし塗装箇所や予算によっては、ウレタン塗料の方が適している場合もあります。
特徴や耐用年数を考慮すると、シリコン塗料やウレタン塗料以外の塗料が適切なケースもあります。
塗料を選ぶ際のポイントは以下の3つです。
・塗装箇所によって決める
・耐用年数を考慮する
・目的と予算で決める
これらのポイントをおさえながら選択すると、満足のいく塗料を選ぶことができます。
塗装箇所によって塗料の種類を決める
塗装箇所によって塗料を決めるのが適切です。
ウレタン塗料は汎用性が高くさまざまな素材に塗装できる一方で、耐久性に難があります。
外壁や屋根の塗装には不向きですが、雨樋や雨戸など付帯部への塗装には適しています。
また、塗装作業になれていない人でも扱いやすい塗料であるため、DIYでの利用にもおすすめです。
シリコン塗料は耐久性や耐候性に優れているため、外壁や屋根への塗装に適しています。
耐用年数を考慮して決める
塗料選びでは、耐用年数を考慮しながら選択することも重要です。
数年で引っ越しや取り壊しを予定している場合は、耐用年数の短いウレタン塗料の使用を検討しても良いでしょう。
また「次回のメンテナンスを外壁と屋根同時に実施したい」といった理由から、あえて短い耐用年数の塗料を使用する方もいます。
このような事情がない限りは、耐用年数の長いシリコン塗料のほうがコストパフォーマンスに優れているためおすすめです。
塗装の目的と予算で決める
塗料選びで悩んでいる場合は、目的と予算で決めるのも良いでしょう。
予算が少ない場合は、1回あたりの費用が安価なウレタン塗料が好適です。
しかしウレタン塗料は耐久性が低く耐用年数が短いため、きれいな状態を維持するにはこまめなメンテナンスが必須です。
ウレタン塗料を使用する場合は、長い目で見るとかえってメンテナンス費用が高額になることを理解しておく必要があります。
塗料選びは費用や耐用年数だけではなく、色の好みやツヤ感などもたいへん重要です。
遮熱や断熱性能など塗料が持つ性能も併せて検討すると、より良い家づくりにつながります。
まとめ:ウレタン塗料とシリコン塗料の違いを把握して外壁塗装を実施しよう

塗料は種類によって特徴や金額、耐用年数などが異なります。
ウレタン塗料は比較的安価で密着性が高く扱いやすいものの、耐用年数が短く耐久性が低いです。
シリコン塗料はウレタン塗料よりも高価ではあるものの、耐用年数が長く耐久性に優れているため外壁や屋根の塗装に適しています。
しかし予算や塗装の目的、理想の仕上がりは人それぞれです。
外壁や屋根の塗装を実施する場合は、予算や理想の仕上がりの他にも、今後のメンテナンススケジュールも考慮しながら塗料を選択すると良いでしょう。
もし、どちらの塗料が適しているのか不安な場合は、マナカリフォーム株式会社へご相談ください。
外壁塗装について何でも無料相談が可能です。
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マナカリフォーム株式会社
代表取締役 間中明世
保有資格:
足場作業主任者・石綿作業主任者・石綿含有建材調査者・アステックペイント技術研修会 修了
業界歴・経歴:
塗装工事に従事し13年以上。1,000棟以上の塗装工事に携わり独立後は千葉市/四街道市で674棟以上の塗装工事を実施
出身地:
千葉県千葉市稲毛区
私は8年間、下請けの現場作業員として勤務していました。
仕事自体は好きでしたが、元請けの仕事のやり方で何度か嫌な思いをした経験があります。例えば本来正面の1面だけでよい足場を、4面にかけて不要な費用を発生させるなどです。その他にもお客様への向き合い方で大小さまざま、疑問に感じることがありました。ただ元請け先との関係から何も言い出せない、そんな現状に悩み続ける毎日を過ごしておりました。
「もっと誠実にお客様と向き合いたい」「工事で失敗する方を減らしたい」
という想いが日に日に強くなり、マナカリフォーム株式会社を立ち上げるに至りました。
創業時の想いと「常に誠実・正直」を信念に、お客様を裏切らない仕事をお約束します。

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