軒天の塗装費用やおすすめ塗料【おしゃれな色の選び方】DIY方法や材料種類も紹介
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軒天の塗装費用は1平米単価500〜1,500円です。料金は塗料によっても異なります。
なお、おしゃれでおすすめな色は黒ですが、外壁塗装との組み合わせによってダサくなるデメリットもあります。
この記事では「塗料の種類」「軒天塗装の料金相場」「色の選び方や組み合わせ」について解説しています。
なお、軒天塗装をする時期かどうか・剥がれなどが気になる場合は、マナカリフォーム株式会社へご相談ください。
塗装の色や方法など何でも無料相談が可能です。
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※塗装の劣化した軒天を放置するとカビや虫が発生するため、必ず塗り直しましょう
記事の後半では、「DIYでの塗装方法」「塗装以外の軒天メンテナンス方法」「新築の軒天塗装の単価」も解説しています。
関連:付帯部とは?種類や費用相場、塗装が必要な理由を詳しく解説
目次
軒天塗装の必要性を材料ごとに解説

美観を整えたり機能性を維持したりするため、軒天の塗装は必要です。
ただし軒天の素材によって塗装の必要性や重要性が異なります。
軒天の以下3つの素材について、塗装の必要性をそれぞれ解説します。
・不燃材系
・木材系
・金属系
素材別に塗装の必要性を理解し、自宅の軒天に適した塗装を実施しましょう。
不燃材系(ケイカル版など)
不燃系の軒天材は、耐久性・耐火性・耐水性に優れた素材です。
現在、一般住宅の軒天で使用する不燃系の素材はケイカル板が多く採用されている印象です。
ケイカル板とは、水酸化カルシウムに砂などをまぜた不燃建材です。
正式にはケイ酸カルシウム板と言います。
優れた性能をもったケイカル板は、定期的に塗装メンテナンスを行うことで素材を長持ちさせられます。
色褪せなど経年劣化が見られた場合は、軒天塗装の検討が必要です。
木材系(ベニヤ板など)
築年数の古い住宅の軒天は木材系の素材が使用されている場合が多く、なかでもベニヤ板が一般的です。
ベニヤ板は防火性や耐水性が低いため、塗装による表面の保護が必須となります。
経年劣化により塗装が剥がれると、木材系の素材は劣化の進行が早くなるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
ベニヤ板が使用されている軒天は、年数が経過しているケースが多いため、状態によっては張り替えを検討する必要もあります。
金属系(ガルバリウムなど)
ガルバリウム鋼板などの金属は耐久性や耐食性に優れており、近年屋根や外壁で頻繁に使用されるようになりました。
既存の軒天にガルバリウム鋼板などの金属板を被せるように施工することで、腐食を防ぐことが可能です。
ただしガルバリウム鋼板は錆に強い素材ではあるものの、経年劣化は避けられません。
錆を放置すると腐食が発生し、軒天の耐久性を下げるだけでなく美観も損ねてしまいます。
15〜20年程度を目安に、錆止めと塗装によるメンテナンスが必要です。
関連:ガルバリウム鋼板とはどんな素材?メリットやデメリット・選び方を解説
関連:ガルバリウム鋼板の塗装は必要!劣化のサインや塗装方法、費用相場を紹介
軒天塗装におすすめの塗料の種類

軒天塗装には、湿気を通しやすく防火性に優れた塗料が適しています。
軒天塗装でよく使用される塗料は、以下の2つに分けられます。
・EP、AEP
・NAD
それぞれ解説します。
EP・AEP
EPは「エマルションペイント」、AEPは「アクリルエマルションペイント」の略称です。
エマルションとは、液体同士が混ざり合わずバランスよく乳化していることを意味します。
現在EPはほとんど使用されず、市場に流通しているエマルションペイントのほとんどはAEP塗料です。
AEPはEPに比べアルカリや水に強く、内装の塗料としてもよく使用されています。
また、AEPは匂いが少なく健康上の被害が少ないことや、安価な点もメリットです。
NAD
NADとは「Non Aqueous Dispersion」の略称で、アクリル樹脂系非水分散型塗料のことを指します。
EPやAEPに比べて、塗装下地への密着性や耐水性が高い点がメリットです。
ヤニ止め効果もあり、屋根や外壁への塗り替えなどでも使われることが多い塗料です。
なお、軒天塗装をする時期かどうか・あなたにおすすめの塗料がわからない場合は、マナカリフォーム株式会社へご相談ください。
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軒天塗装にシーラーの下塗りは必要か?
軒天塗装にシーラーの下塗りは必要です。シーラーの下塗りは、塗装の耐久性や仕上がりに大きく影響します。
特に湿気や外的要因にさらされる軒天では、シーラーを使用することで塗料がしっかりと密着して長持ちします。
▼シーラー下塗りのメリット
- 塗料の密着性の向上
- 下地の補強
- 下地へ塗料が染み込むのを防ぐ
- カビや腐食の防止
軒天塗装は、シーラーを使用することで塗装の仕上がりや持ちを大きく改善することができます。
関連:シーラー塗装とは?【塗料の種類や外壁の塗り方】プライマーの違いも解説
関連:外壁塗装の下塗りは必須!必要な理由や塗料の種類、工程を解説
軒天の塗装を考えるべき劣化のサイン

軒天が劣化してくるとさまざまな症状が見られます。
軒天塗装の検討が必要な劣化のサインは以下のとおりです。
・色褪せや汚れの付着
・塗料の剥がれ
・カビや藻の発生
・シミの発生
劣化の状況によっては、塗装での対応が難しく張り替えが必要となる場合もあります。
塗装と張り替えの判断は素人では難しいため、塗装業者など専門業者に判断してもらうと安心です。
関連:外壁の劣化症状を見逃すな!塗装を検討すべき5つのサインを紹介
色褪せや汚れの付着
軒天部分の色褪せや汚れの付着は、時間の経過により徐々に見受けられる劣化のサインです。
今すぐにリフォームを実施しなくてはいけないというわけではありませんが、近いうちに塗装メンテナンスを検討する必要があります。
関連:外壁塗装の色が褪せる理由とは?長持ちしやすい色についても解説します!
塗装が剥がれている
軒天塗装に剥がれがある場合は、劣化が進行しているサインです。
軒天の塗装が剥がれているのを確認した場合は、できるだけ早く塗装メンテナンスの実施が必要となります。
塗装だけではなく軒天そのものが剥がれている場合は、ネズミや鳥などの巣となる恐れがあるため早急な修理が必要です。
ネズミや鳥などが住み着いてしまうと、騒音被害や糞尿による腐食被害を受ける可能性も考えられます。
最悪の場合、配線を噛みちぎり漏電や停電を引き起こす可能性もあるため、早急な対処が必要です。
関連:外壁塗装の剥がれは補修すべき?原因や対処法、業者の選び方を解説
カビや藻の発生
軒天にカビや藻が発生している場合は、通気ができずに湿気がたまっているか雨水が浸入しているケースが多いです。
コーキング部分から水が浸入していることも考えられます。
カビや藻は1度発生するとどんどん増殖し、健康被害が発生する可能性もあります。
軒天にカビや藻が発生した場合は原因を明確にするためにも、早急に専門業者への点検依頼が必要です。
関連:外壁のカビを放置すると危険!外壁のカビ取りの方法を紹介します!
関連:防カビ塗料はカビ対策に有効的!特徴や注意点について解説
シミの発生
軒天にシミがある場合は、住宅のどこかで雨漏りが発生している可能性があります。
屋根やベランダに降った雨水が上手く排水できず、雨水が屋根材の中に入りこみ軒天にシミが発生する場合もあります。
雨漏りが進行している場合は、塗装メンテナンスだけでは対応できないため張り替えが必要です。
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軒天塗装の耐用年数は?

軒天塗装の耐用年数は塗料によって異なりますが、だいたい5~15年が目安です。
そのため、見た目的には劣化しているように見えなくても、こまめに点検を実施すると不具合にいち早く気づけます。
また耐用年数にかかわらず、本記事で紹介したような劣化の症状が見受けられた場合には、できるだけ早いうちに点検や補修を依頼しましょう。
関連:20年が限度?外壁塗装の耐用年数と塗装を長持ちさせる方法
関連:屋根の塗装の耐用年数は何年?主な劣化症状や塗装工事の注意点を紹介
軒天塗装の費用相場はいくらか?
軒天塗装の費用相場は500〜1,500円/平方メートル程です。
軒天塗装は基本的に足場が必要となるため、足場費用が別途発生します。
足場費用の相場は20万円程です。
近いうちに外壁や屋根の塗装を実施する予定がある場合は、同時に軒天の塗装も実施すると足場費用を1回分節約できます。
軒天塗装は劣化の状況や使用する塗料、業者によって費用が大きく異なります。
詳しい費用を知りたい場合は専門業者に見積もり依頼をしましょう。
塗装する平米での単価
一般的な軒天の塗装の費用は平米単位で単価計算されることが多く、料金は塗料によって異なります。
▼軒天塗装の費用相場(平米単価)
- シリコン樹脂塗料: 1㎡あたり1,500円〜2,500円
- ウレタン樹脂塗料: 1㎡あたり1,200円〜2,000円
- フッ素樹脂塗料: 1㎡あたり2,500円〜4,000円
- アクリルシリコン塗料: 1㎡あたり1,800円〜2,800円
- エポキシ樹脂塗料: 1㎡あたり2,000円〜3,000円
新築の軒天塗装の単価
新築の軒天塗装の単価は、通常の塗装と変わりません。そのため料金相場は500〜1,500円/平方メートルです。
ただし、新築の場合は通常よりも費用が安く済む場合があります。
▼新築だと安くなる理由
- 既存の塗装を剥がしたり修理したりする必要がない
- 下塗りやシーラーの量が少なくて済む
使用する塗料の品質や施工面積によって価格は変動するので、実際には業者に見積もりを依頼して料金を確認しましょう。
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軒天塗装におすすめの色

家全体の美観を整えるためにも、軒天を塗装する際には色選びが大切です。
軒天塗装で人気の色は、以下の3つが挙げられます。
- ホワイト
- クリア
- ブラック
- ブラウン
- グレー
色の特徴や注意点を知り、自宅の軒天に合った適切な色選びを行いましょう。
関連:外壁塗装の色選びで失敗したくない方必見!プロが教える完全ガイド
ホワイト(白)塗装
軒天は明るい色で塗装すると軒下が明るい印象になるため、ホワイトやクリーム色などが人気です。
色選びでは屋根や外壁との相性も重要ですが、ホワイトはどんな色とも相性がいいため、多くの軒天で採用されています。
とくに軒天の色にこだわりがない場合は、ホワイトなど明るい色がおすすめです。
ただしホワイトは汚れが目立つ色であるため、美観を維持したい場合は定期的な塗装メンテナンスが必要となります。
関連:外壁を白にするデメリットとは?白で後悔しないコツもご紹介します!
木目を活かすならクリア(透明)塗料
透明色のクリア塗装も人気です。
クリア塗装では名前のとおり透明な塗料を使用するため、軒天の素材の風合いをそのまま活かせます。
木目など外壁材本来のデザインを活かしたい場合に適している塗料です。
ただしクリア塗装は軒天材の痛みや汚れなど、劣化を隠すことができません。
キレイな外観を維持したい場合は、定期的に塗装メンテナンスを繰り返して経年劣化を防ぐ必要があります。
関連:外壁をクリア塗装にするなら知りたい基礎知識とメリット・デメリット
ブラック塗装
外壁の色が黒や白などスタイリッシュな外観の住宅では、ブラックの軒天塗装が人気です。
軒天にブラックを持ってくることで、全体的にまとまりのあるスッキリとした仕上がりとなります。
ただしホワイトなど明るい色よりも軒下が暗く感じてしまう点には注意が必要です。
軒天を黒にするデメリット
- 黒色は熱を吸収しやすいため、夏の暑い日には軒天の温度が高くなる
→室内温度の上昇を引き起こす - 黒色は紫外線(UV)を吸収しやすいため塗料が劣化しやすい
- 汚れが目立ちやすい
- 黒だと外観が重厚になりすぎてしまう
軒天を黒にするとシンプルでスタイリッシュな印象を与えますが、デメリットを考慮して選びましょう。
関連:外壁に濃い色を選びたい方必見!そのデメリットと失敗を防ぐ3つのポイントを解説!
ブラウン(茶色)塗装
ブラウン(茶色)は、軒天塗装において非常におすすめの色です。自然な温かみと汚れに強い特性があり、外壁や屋根との調和を取るためにも使いやすい色です。
しかし、暗い印象を与えることがあるため、周囲とのバランスを考慮して明るいブラウンや木目調の仕上がりを選ぶのがおすすめです。
関連:外壁塗装でブラウンにするメリットとは?注意点も併せてご紹介します!
グレーの塗装
グレー色の軒天塗装は、落ち着いた印象を与えて汚れも目立ちにくいため、長期間美しさを保つことができます。
また、グレーは他の色と調和しやすいため、外壁や屋根とのバランスを考えて選択するのに最適です。
ただし、暗い印象を避けるために明るいグレーや温かみのあるトーンを選びましょう。
関連:外壁をグレーか黒にするメリットとは?注意点も併せてご紹介します!
軒天塗装をおしゃれにする色の選び方

軒天の塗装を依頼したいけど、色はどうしようかと悩む方もいるでしょう。
軒天の色で家全体の統一感を高めたり、アクセントを持たせて外観のセンスを高めたりできるため、色選びは意外に重要です。
軒天の色は、基本的に外壁と屋根の色を決めた後に選ぶと、まとまりのある仕上がりとなります。
屋根や外壁と同じ色にすると建物全体の馴染みがいいため、色選びで悩んだ場合は屋根や外壁と同色で塗装を依頼するのがおすすめです。
軒天をアクセントとして異なる色を入れたい場合は、相性のいい組み合わせにしないと家全体のバランスが悪くなります。
カラーシミュレーションの活用や専門業者に相談しながら、慎重に色選びを行う必要があります。
関連:屋根塗装の色はどう選ぶ?プロが失敗しないポイントについて解説
関連:おすすめカラーシミュレーションと、色選びを成功させるためのポイントを解説します!
軒天をおしゃれに塗装する方法

軒天をおしゃれに塗装する方法は、以下の3つです。
・屋根や外観と違う色にする
・外観と色を統一する
・クリア塗装をする
以下に詳しく解説します。
関連:おしゃれに外壁を塗装した事例や見せ方のポイント、失敗しないコツを解説
屋根や外壁の塗装と違う色にする
軒天の色を屋根や外壁と違う色にすることで、個性的な印象に仕上がります。
軒天の人気の色は、ホワイトやクリーム色などのホワイト系です。
また、あえて人気色を避け鮮やかな青色やビビットな黄色で塗装するのもおすすめです。
外観にアクセントが生まれ一味違うおしゃれな印象に仕上げられます。
関連:外壁と屋根色の組み合わせに悩む方へ、人気の組み合わせと失敗を防ぐコツを解説!
外壁と同じ色で軒天塗装する
軒天を外観と同じ系統の色で塗装することで、一体感が生まれます。
外壁が濃い目の色であれば、黒やダークなブラウン・グレーにすることでスタイリッシュな印象に仕上がります。
濃いめの色は軒天の汚れも目立たなくなるのでおすすめです。
関連:外壁塗装において色の組み合わせで失敗しないためには?考え方を紹介します!
クリア塗装をする
クリア塗装すると、木目調など素材の色を活かしたおしゃれな仕上がりになります。
クリア塗装とは名前のとおり透明な塗料を使用して塗装することで、木造建築の木組みをあえて見せたい場合にも有効です。
ただし、クリア塗装を行うと素材の状態がそのまま見えてしまうため、軒天に劣化や痛みがある場合は補修をしたうえで塗装しましょう。
DIYで軒天塗装はできる?
DIYで軒天塗装は、非常に難易度が高いためおすすめはできません。
軒天塗装は、ハシゴなど不安定な足場で常に上を見上げながらつらい姿勢で作業を行います。
慣れない人が作業を行うと、ふらつきや転落の恐れがあるため大変危険です。
地面や外壁など関係のないところに塗料が垂れて、汚してしまう恐れもあります。
仕上がりやリスクを考慮すると、軒天塗装は専門業者に依頼するのが最適です。
軒天を塗装するメリット・デメリット

軒天を塗装するメリット・デメリットについて解説します。
デメリットも含めて把握しておくことで後悔や失敗が少なくなりますので、ぜひ理解しておきましょう。
メリット
軒天を塗装するメリットは、以下の3つです。
・耐久性と防火性が向上する
・汚れにくくなり美観の向上にもつながる
・ひび割れや腐食を見つけやすくなる
軒天を塗装することにより、建物全体の耐久性と防火性が向上します。
軒天を塗装することにより外壁を雨風から守る役割を強化でき、建物全体の耐久性を上げることが可能です。
軒天は延焼を防ぐ役割もあるため、塗装メンテナンスを施すことで防火性の向上も期待できます。
さらに、軒天を塗装すると美観が向上するメリットもあります。
塗装をしていない状態では軒天の汚れや色褪せが目立ち、建物全体の印象を損ねてしまいかねません。
軒天は軒先の裏側とはいえ目に入りやすい箇所なので、定期的に塗装することで美観を保てます。
また、塗装を行うことでひび割れや腐食などの劣化に対しても早く気づけるようになります。
劣化が進んでしまった状態では大規模な修繕が必要になるため、早めに劣化を発見することで長期的に見た際の修繕コストを抑えられるのもメリットです。
デメリット
軒天塗装のデメリットは、以下の2つです。
・選択する色によって建物が暗い印象になる可能性がある
・イメージの共有不足で仕上がりに不満が出る可能性がある
軒天を塗装する際、選択する塗料によっては建物が暗い印象になる可能性があります。
特に軒天の下は陰ができやすいため、黒やグレーなどの濃い色を選んでしまうと建物全体が暗く見えることがあります。
建物を明るく見せたい場合は、ホワイトやベージュといった明るい色の塗料を選ぶのがおすすめです。
また施工業者と仕上がりのイメージを共有していないと、思っていたイメージと違うなど仕上がりに不満が出る可能性もあります。
外での色の見え方や光の入り方を考慮しながら、業者とよく相談して色を決定しましょう。
施工前に色見本やカラーシミュレーションを活用するのがおすすめです。
業者にアドバイスをもらい、納得したうえで進めれば後悔や失敗は少なくなります。
軒天を塗装する際の注意点

軒天を塗装する際の注意点は、以下のとおりです。
・軒天は陰になりやすいことを考慮して塗料を選ぶ
・軒天の素材に合わせて適切な塗料を選ぶ
それぞれ解説します。
軒天は陰になりやすいことを考慮して塗料を選ぶ
軒天を塗装するときは、イメージしていたよりも色が濃く見えてしまうことに考慮して塗料を選びましょう。
軒天の内側は陽が当たらず陰になりやすい部分のため、実際よりも暗く見えてしまいます。
たとえばネイビーの外壁に合わせて同じ色で塗装すると、軒天部分はブラックに見えてしまうこともあります。
外壁の色に合わせる場合には、明るめのトーンを選ぶのがおすすめです。
軒天の素材に合わせて適切な塗料を選ぶ
軒天を塗装する際は、軒天の素材に合わせて適切な塗料を選ぶことが重要です。
軒天はベニヤ板や合板・金属製などさまざまな素材があり、素材に合わせた塗料を選ばないと剥がれなどの不具合が起こる可能性があります。
また軒天は湿気がこもりやすい場所でもあるため、耐水性や透湿性に優れた塗料を選ぶことも大切です。
軒天の塗料の選び方は難しいので、経験豊富な業者に相談することをおすすめします。
塗装以外の軒天のメンテナンス方法

軒天の塗装以外のメンテナンス方法としては、以下の3つがあります。
・新たな軒天材でカバーする
・軒天そのものを張り替える
・換気口を取りつける
それぞれ解説します。
新たな軒天材でカバーする
既存の軒天の上から新しい軒天材を貼りつける方法です。
軒天表面のみが傷んでいて下地に劣化が見られない場合は、既存の軒天の上から新しい軒天を貼りつけます。
既存の軒天を撤去する必要がないため、工期の短縮と撤去・廃棄費用の削減が可能です。
すでに雨漏りしているなど、下地の劣化が激しい場合はカバーする方法では補修できません。
軒天そのものを張り替える
軒天の剥がれや穴あきなどの損傷が見られる場合は、張り替えが必要です。
軒天内部に雨漏りしている場合にも、塗装では解決できず張り替えによる交換工事が必要となります。
新たな軒天材でカバーするよりも大がかりな工事になるため、劣化サインが見られたら早めにメンテナンスするようにしましょう。
換気口を取りつける
軒天の通気性が悪くカビやコケが繁殖しやすければ、換気口を取りつけることをおすすめします。
屋根裏などの通気性の悪い場所は、湿気がこもりやすくカビやコケが好む環境が生まれます。
換気口を取りつけることで風通しを良好にして軒天と軒天内部の劣化を防ぐことが可能です。
まとめ:軒天塗装の費用や塗料のおすすめ色は専門業者へ相談しよう
軒天は普段あまり目につかない場所ではありますが、外壁の劣化防止や美観性の向上など、家にとって大切な役割があります。
軒天塗装に剥がれやカビ、シミなどが発生した場合は、劣化している証拠です。
劣化を放置すると不具合が進行し塗装だけでは対応できなくなるため、早急にメンテナンスを行うようにしましょう。
軒天塗装メンテナンスの実施は、家の寿命を延ばすことにもつながるため、定期的に行うのがおすすめです。
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マナカリフォーム株式会社
代表取締役 間中明世
保有資格:
足場作業主任者・石綿作業主任者・石綿含有建材調査者・アステックペイント技術研修会 修了
業界歴・経歴:
塗装工事に従事し13年以上。1,000棟以上の塗装工事に携わり独立後は千葉市/四街道市で674棟以上の塗装工事を実施
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千葉県千葉市稲毛区
私は8年間、下請けの現場作業員として勤務していました。
仕事自体は好きでしたが、元請けの仕事のやり方で何度か嫌な思いをした経験があります。例えば本来正面の1面だけでよい足場を、4面にかけて不要な費用を発生させるなどです。その他にもお客様への向き合い方で大小さまざま、疑問に感じることがありました。ただ元請け先との関係から何も言い出せない、そんな現状に悩み続ける毎日を過ごしておりました。
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