おしゃれに外壁を塗装した事例や見せ方のポイント、失敗しないコツを解説
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「外壁がおしゃれになるよう塗装を依頼したい」
「外壁塗装をおしゃれにするポイントやアイデアはある?」
外壁塗装の色やデザインに関して、このような悩みをお持ちではありませんか。
外壁塗装は建物の外観を彩り、おしゃれな雰囲気を演出する重要な要素です。
使用する色や組み合わせによって建物のイメージが大きく変わります。
本記事ではツートンカラーやアクセントカラーなど、おしゃれに見せる外壁塗装のデザインや失敗しないコツを紹介します。
おしゃれな外壁塗装について知りたい方はぜひご一読ください。
目次
おしゃれな外壁に塗装した事例
外壁をおしゃれに塗装したいと思ったら、実際の事例を参考にすると、より具体的なイメージが湧きやすくなります。
弊社でおしゃれな外壁に塗装した事例を紹介します。
外壁を塗装して印象を大きく変えた事例
外壁を塗装して印象を大きく変えた事例として、茂原市Y様邸の事例を紹介します。
塗装前
塗装後
ブラウンを基調とした落ち着いた印象から大きく変わり、モダンな雰囲気になりました。
きれいなブルーと落ち着いたクリーム色が目をひくツートンカラーで、大きく印象が変わりました。
外壁を塗装して外観がキレイになった事例
外壁を塗装して外観がキレイになった事例として、八街市H様邸の事例を紹介します。
塗装前
塗装後
外壁を塗りなおしたことで、全体が明るくなり新築のような外観になりました。
お家の雰囲気が大きく変わった事例
お家の雰囲気が大きく変わった事例として、東金市K様邸の事例を紹介します。
塗装前
塗装後
塗装はブルーの単色ですが、サッシや雨どいがアクセントになった映えるカラーです。
さわやかなカラーで、雰囲気もガラッと変わりました。
外壁塗装をおしゃれに見せるデザイン
外壁塗装をおしゃれに見せるデザインにはコツを3つ紹介します。
・アクセントカラーを使う
・シンプルに単色で統一する
・おしゃれなツートンカラーに塗り分ける
失敗しないコツを含めて1つずつ詳しく紹介します。
建物のスタイルや家族の好みに合わせて、参考にしてください。
アクセントカラーを使う
メインの外壁色に対して、1~2つ程度のアクセントカラーを選ぶと簡単におしゃれになりやすいです。
たとえば鮮やかな色やコントラストのある色を少し使用することで、建物の外観を引き立たせられます。
明るい外壁色に対してエントランスや窓枠に濃い色を使うなど、メインの色と対照的な色をアクセントとして選ぶとメリハリがでます。
建物の特定の箇所を目立たせたい方や、さりげなく自分の好みを表現したい方にとって、アクセントカラーは魅力的な選択肢になります。
シンプルに単色で統一する
外壁塗装で失敗が少ないのが、シンプルに単色で統一することです。
派手な色や原色の単色にすると、周りの建物との調和が難しくなります。
周囲の家やインテリアに合わせやすく、長期間にわたって流行に左右されない色を選ぶと、後悔することが少ないです。
シンプルで単色の外壁は、スタイリッシュな外観を長く保てます。
流行の変化に影響されにくく、シンプルで洗練された印象を与えたいという方におすすめです。
おしゃれなツートンカラーに塗り分ける
ツートンカラーに塗り分けるのもおしゃれな外壁塗装の定番です。
ツートンカラーの分け方は大きく分けて3種類あります。
・横に塗り分け
・縦に塗り分け
・凹凸で塗り分け
複数の色を組み合わせることで建物の外観が一層引き立ち、他の建物とは異なる個性的な印象を与えられます。
色の分け方や組み合わせ方によって大きく印象は異なるので、色の組み合わせを選ぶ際にはバランスや調和は大切です。
建物のスタイルや周囲の環境に合わせたデザインを検討しましょう。
色の組み合わせや配置の工夫によって、個性を出したいという方におすすめです。
外壁塗装で人気の色
外壁塗装で人気のある色は以下のとおりです。
・グレー
・ベージュ
・クリーム
・黒
・白
これらの色が持つイメージや選ばれている理由も解説しますので、塗装でおしゃれな外観にしたい方はぜひ参考にしてください。
グレー
グレーは白と黒の中間色で、穏やかで安定した印象を持つ色です。
グレーは流行に左右されにくい色であると共に、汚れやほこりが目立ちにくいことが特徴です。
そのため長期間の使用でも外観が古くなりにくく、見栄えを維持しやすいことから人気があります。
グレーの外壁は洗練された落ち着きがあるため、シックでモダンな外観を求める方におすすめです。
ベージュ
ベージュは落ち着きがあり温かみと穏やかな印象を持つ色です。
ベージュの外壁は自然の色合いに近く、建物と自然が調和しやすくなります。
和風・洋風問わずどんなスタイルの建物にもマッチする万能さから人気があります。
ナチュラルな雰囲気の中にも高級感や上品さを求める方におすすめです。
クリーム
クリーム色は暖色系の中でも特に柔らかさと温かみがある色です。
ベージュやグレーと同様、建物が周囲の景観に溶け込みやすい色でもあります。
また、汚れやほこりも目立ちにくいという機能性も持ち合わせていることから人気があります。
クリーム色は他の暖色系や寒色系の色と組み合わせやすいので、塗り分けで建物の外観を個性的に演出したい方にもおすすめです。
黒
黒は流行に左右されにくく、長期間にわたって建物の魅力を保てる色です。
高級感がありクールでモードな仕上がりになるので、黒の外壁はおしゃれな家の代表的な色として人気があります。
また、黒は無彩色で他の色ともよくマッチするため、ツートンカラーに塗り分けたい方にもおすすめです。
ただし熱を吸収しやすい色なので、建物の中が暑くなりやすい点に注意が必要です。
白
白は、シンプルで明るく清潔感を感じさせる色です。
また、家を大きく見せ高級感を生み出せることから人気があります。
白は太陽光からの熱を反射するため、外壁の表面温度が上がりにくい点もメリットです。
黒と同様に無彩色で他の色と組み合わせやすいです。
おしゃれなツートンカラーの配色パターン
ツートンカラーはおしゃれに外壁を塗装したい方に人気のデザインです。
ツートンカラーとは、2つの異なる色の組み合わせのことです。
住宅の外観をおしゃれに見せるツートンカラーの代表的な配色パターンを紹介します。
・ベージュ×ブラウン
・黒×白
・青×白
・緑×白
・オレンジ×白
建物を単色で塗装するよりも目を引き、おしゃれな外観にすることが可能です。
色の組み合わせによって外観のイメージが大きく変わりますので、ツートンカラーを希望される方はぜひ参考にしてください。
ベージュ×ブラウン
ベージュとブラウンの組み合わせは、ナチュラルなイメージを演出できるツートンカラーの王道です。
ベージュの優しい風合いと自然素材を連想させるブラウンの組み合わせは、シンプルで落ち着いた雰囲気になります。
さらに植物の緑ともマッチするため、住宅の周辺に草木がある方におすすめです。
自然と一体化したような魅力的な空間を作り出せます。
黒×白
黒と白の組み合わせは、モノトーンのコントラストが目を引く印象的な外観になります。
シンプルでありながら高級感やスタイリッシュさを感じられるので、洗練された外観を希望する方におすすめです。
一方で、鳥のふんのような白っぽい汚れが目立ちやすい点と、熱を吸収しやすいため建物の内部が暑くなりやすい点に注意が必要です。
青×白
青と白の組み合わせは海辺や青空をイメージさせ、さわやかな印象の外観を作ります。
またモダンで清潔感のある雰囲気を好む方におすすめです。
一方で、青も白も汚れが目立ちやすいため、こまめな清掃やメンテナンスで美しい外観を維持する必要があります。
緑×白
緑と白の組み合わせは、自然が豊かな北欧の地域を連想させます。
穏やかでリラックスした雰囲気を持ち合わせているので、自然との調和を好む方におすすめの配色です。
ただし、個性的な雰囲気になりやすい組み合わせのため色の濃淡や配分には注意が必要です。
近隣住宅との調和を考え、薄めの緑を選ぶと悪目立ちするのを防げます。
オレンジ×白
オレンジと白の組み合わせは、明るく温かみがありフレッシュな印象の外観を作ります。
オレンジは明るさと活気を連想させるので、元気でポジティブなイメージを好む方におすすめの配色です。
ただしビビットなオレンジカラーは主張が強すぎるため、淡く落ち着いた色合いのものを選ぶと近隣住宅とも馴染みやすいです。
外壁をおしゃれに塗装する方法
外壁をおしゃれに塗装するための塗り分けのコツを5つ紹介します。
・1階と2階で塗り分ける
・ベランダと外壁を塗り分ける
・凹凸部分を塗り分ける
・縦に塗り分ける
・付帯部と外壁を塗り分ける
色の配分や塗り分ける場所によってイメージが大きく異なるため、ぜひ参考にしてください。
1階と2階で塗り分ける
建物の1階と2階で異なる色を使用する塗装の方法です。
2色の異なる色でセパレートに塗装することで建物の階層部分をくっきりと見せ、個性的な外壁になります。
1階部分の外壁に濃い色、2階部に明るい色を塗ると安定感のある印象です。
逆に1階部分を明るい色、2階部分を濃い色にするとおしゃれでスタイリッシュな印象の外壁に仕上がります。
同系色を使えばさりげないおしゃれさが演出でき、反対色を使うとパッと目を惹く個性的な外観になります。
ベランダと外壁を塗り分ける
ベランダと外壁を異なる色で塗り分けると、建物にメリハリとアクセントが生まれます。
シンプルながらもスタイリッシュさのあるデザインです。
落ち着いた色を選べば個性的になりすぎず、周辺住宅とも馴染みやすいのでおすすめです。
凹凸部分を塗り分ける
建物の凹凸部分を異なる色や質感の色で塗り分ける方法です。
黒や白などはっきりとした色で塗り分けると、建物全体がより立体的に見え、個性的でおしゃれな外観に仕上がります。
赤、ピンク、茶色などの暖色系を使用すると、視覚的効果でさらに立体感が生まれ建物を大きく見せられます。
白と黒のモノトーンの組み合わせにもおすすめの塗り分け方です。
縦に塗り分ける
外壁を縦方向に左右に分け、異なる色を塗る方法です。
建物の縦のラインが強調され、建物の立体感やデザイン性が高まります。
外観にアクセントが生まれ建物の印象をぐっと引き締めてくれます。
たとえば、白地に紺の縦のラインを入れればクールなイメージを演出することが可能です。
暖色系では、ベージュの壁にピンクの縦のラインを入れれば優しい印象になります。
付帯部と外壁を塗り分ける
建物の付帯部と外壁を、同系色または異なる色で塗る塗装方法です。
建物の付帯部とはドアや窓の枠、雨どいや屋根のへりといった建物に付属している部分のことです。
付帯部をアクセントカラーで塗り替えると建物がより個性的になり、同じ色で統一すると建物全体のまとまりがよくなります。
付帯部を白で統一すると、すっきりとした外観になります。
失敗しない外壁塗装のコツ
失敗しない外壁塗装のコツを紹介します。
・色選びを欲張りすぎない
・ドアやサッシの色も考慮する
・周りの家や景観にも配慮する
以上のポイントを押さえておくと、外壁塗装の色選びに迷うことが少なくなるでしょう。
1つずつ詳しく説明します。
色選びを欲張りすぎない
外壁塗装で使用する色の種類は2〜3色程度に抑えることがおすすめです。
つい好きな色をたくさん選びたくなってしまいますが、色選びを欲張りすぎるのは失敗の元です。
まずはベースのカラーを決めて、ほかの色はアクセント程度に抑えると失敗せずにおしゃれな外壁塗装を実現できます。
建物全体の外観に、統一感を持たせるイメージが大切です。
複数の色を使う場合は色の相性を確認するために、カラーサンプル(塗料の色見本)を見ることをおすすめします。
すでに依頼する塗装業者を決めている場合は、カラーサンプルを確認できるか尋ねてみると良いでしょう。
ドアやサッシの色も考慮する
建物全体の統一感や調和のためには、ドアやサッシの色も考慮しましょう。
ドアやサッシの色を考慮せずに統一感のない仕上がりになることは、よくある失敗の一つです。
外壁塗装というと外壁だけで考えがちですが、ドアの色やデザイン、サッシの色を組み合わせて選ぶことが大切です。
ドアやサッシの色をアクセントカラーにすることも良いでしょう。
たとえば明るい外壁に対して濃い色のドアを選ぶと、ドアが目立ち、建物のエントリーポイントとしての役割を強調できます。
外観を考慮する際には、ドアやサッシの色も含めて検討しましょう。
周りの家や景観にも配慮する
原色など個性的な色を使いたい場合、周りの家や景観にも配慮することをおすすめします。
自分の家だけで見たときはおしゃれに見えても、実際建ててみると思った印象と違うということがあります。
周りと調和がとれていないと目立ちすぎる外観になってしまい、周辺住民との不協和感を与えかねません。
周りの環境に調和する配色を選ぶことで、建物が自然に溶け込み、周囲と調和した外観を実現できます。
原色に近い色はとくに難しいので、もし使うなら使用する面積は少なめにし、アクセントカラーとして使用すると失敗が少ないです。
面積効果に注意する
面積効果とは目の錯覚の一種で、物体の色や明るさの見え方が、その面積によって変化することをいいます。
同じ色や明るさのサンプルでも、小さなサンプルで見た色と広い面積に塗られた色とでは見え方が違うことに注意する必要があります。
カラーシミュレーションを活用する
カラーシミュレーションとは、パソコンに取り込んだ住宅写真に、専用のソフトを使って塗装後のイメージを模擬的に再現することです。
カラーシミュレーションの注意点はパソコンのディスプレイ次第で塗装後の建物の見え方が変わることです。
イメージを鵜呑みにせず、あくまで参考程度に考えておきましょう。
色見本は屋外で確認する
色見本とは、塗装色を決める際に参考にする色のサンプルのことです。
色見本を見るときの注意点は、屋内の蛍光灯の下で見る場合と屋外の自然光の下で見る場合とでは見え方が違うということです。
外壁塗装の色見本は、屋外で確認するとイメージの大きな違いを避けられるでしょう。
おしゃれな外壁を塗装する際によくある質問
よくある質問にお答えしながら外壁塗装に関する情報をご紹介します。
・外壁塗装の種類と耐用年数は?
・外壁塗装はDIYでできるの?
・専門業者や施工会社の選び方は?
おしゃれな外壁塗装について悩んでいる人に多く見られる質問ばかりです。
気になる質問があれば、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装の種類と耐用年数は?
外壁塗装で使用する塗料の種類と耐用年数について紹介します。
業者によって取り扱いのある塗料はさまざまなので、あくまでも下記は一例です。
・ウレタン塗料:5〜10年
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
耐用年数は、建物の環境や自然災害などによって変わります。
あくまでも目安として参考にしてください。
外壁塗装はDIYでできるの?
外壁塗装のDIYは高所から落下する危険があったり適切な仕上がりにならなかったりする恐れがあるので、おすすめできません。
適切な下地処理や塗料の選定、塗装技術など専門的知識と技術が必要です。
知識のない人が行うと塗料のニオイや散布など、周辺住民にも迷惑をかけてしまう可能性もあります。
プロの塗装業者は豊富な経験を持ち、適切な技術と専用の道具を駆使することで、優れた品質と長持ちする仕上がりを提供できます。
作業の保証やアフターサービスも受けられるので、DIYよりも専門業者へ依頼するのがおすすめです。
専門業者や施工会社の選び方は?
おしゃれで納得できる外壁塗装にするためには、良い業者に施工してもらうことが大切です。
信用できる業者選びのポイントを紹介するので参考にしてください。
・無料で見積もりを行ってくれるか
・自社で施工まで対応しているか
・外壁塗装の実績は豊富か
・営業や会社の対応に信頼感があったか
これらを基準として業者選びをすると良いでしょう。
品質はもちろん、対応にも満足できる業者に出会うためにはどれも大切なポイントです。
おしゃれに外壁を塗装するなら業者に相談しよう
外壁塗装は建物の外観を彩り、おしゃれな雰囲気を演出する重要な要素です。
ツートンカラーやアクセントカラーなど、色の選択や塗り分けにより、個性やトレンドを取り入れた外観を実現できます。
プロの塗装業者に依頼することで、経験豊富な技術を活かした高品質な仕上がりと耐久性を期待できます。
今回紹介した外壁塗装のコツをふまえたうえで、専門業者に相談してみましょう。
実績のある専門業者なら、希望にあったおしゃれな外壁塗装を実現します。
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マナカリフォーム株式会社
代表取締役 間中明世
保有資格:
足場作業主任者・石綿作業主任者・石綿含有建材調査者・アステックペイント技術研修会 修了
業界歴・経歴:
塗装工事に従事し13年以上。1,000棟以上の塗装工事に携わり独立後は千葉市/四街道市で674棟以上の塗装工事を実施
出身地:
千葉県千葉市稲毛区
私は8年間、下請けの現場作業員として勤務していました。
仕事自体は好きでしたが、元請けの仕事のやり方で何度か嫌な思いをした経験があります。例えば本来正面の1面だけでよい足場を、4面にかけて不要な費用を発生させるなどです。その他にもお客様への向き合い方で大小さまざま、疑問に感じることがありました。ただ元請け先との関係から何も言い出せない、そんな現状に悩み続ける毎日を過ごしておりました。
「もっと誠実にお客様と向き合いたい」「工事で失敗する方を減らしたい」
という想いが日に日に強くなり、マナカリフォーム株式会社を立ち上げるに至りました。
創業時の想いと「常に誠実・正直」を信念に、お客様を裏切らない仕事をお約束します。
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