外壁塗装の悪徳業者の手口を徹底解説!騙されないための対処法も紹介
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外壁塗装は家の美観や安全性を保つために欠かせない重要な作業です。
ですがその一方で、悪徳業者による被害も多発しています。
金銭的な損失を回避し長く安心して住み続けるためには、信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要です。
本記事では、外壁塗装の悪徳業者がどのような手口を使ってくるのかとその対策方法を詳しく紹介します。
安心して外壁塗装を依頼するための知識を身につけましょう。
塗装業界での悪徳業者の対策の必要性
そもそもなぜ外壁塗装の際に悪徳業者対策を行うのか、必要性について3つ解説します。
・粗悪な工事を回避するため
・金銭的な損失を防ぐため
・長期的な安心感を得るため
詳しく解説していきます。
粗悪な工事を回避するため
悪徳業者は、作業が雑だったり不適切だったりと粗悪な工事をする可能性があります。
高額なお金を支払ったにも拘わらずこちらが望んだ塗装工事にならないリスクが高いです。
粗悪な工事の結果、安全性や美観が維持できなくなり家の資産価値を損なう可能性も否定できません。
大切な家を守るために悪徳業者への厳重な警戒が必要です。
金銭的な損失を防ぐため
悪徳業者は不正確な見積もりや不透明な追加費用を提示し、多額の請求を行うことがあります。
相場よりも明らかに高い金額を請求されることもあり、金銭的な損失が増えるリスクが高いです。
悪徳業者による質の低い工事は不具合が起きやすく、すぐに再施工が必要になることもあります。
たとえ悪徳業者が値引きしたことでそのときの費用は安く済んだとしても、メンテナンスの頻度が上がれば長期的に見て出費はかさんでしまいます。
信頼できる業者を選ぶことで、長期的なメンテナンスコストを削減できると理解しましょう。
長期的な安心感を得るため
悪徳業者はアフターサービスに対応しない場合が多いです。
アフターサービスがないと、工事後に不具合が起こったときに別の業者を探すなどの手間や、余分な費用がかかります。
保証やアフターフォロー体制がしっかりしている業者に依頼することで、安心して長く住み続けられます。
実際の悪徳業者の手口
悪徳業者は以下のような手口を使うことが多いです。
・突然訪問し無料点検を申し出る
・キャンペーンやモニター価格を提案する
・不安をあおりすぐに契約に持ち込もうとする
・費用の前払いを要求する
・足場代を削減しようとする
・大手企業や公的機関の名前を悪用する
・他社の見積もりの開示を要求する
・自社のオリジナル塗料を勧める
代表的な手口を知って悪徳業者に騙されないよう気をつけましょう。
突然訪問し無料点検を申し出る
アポなしで突然訪問し、無料点検を申し出る業者は悪徳業者の可能性が高いです。
無料で点検してあげたという恩を売り、足元を見て契約させようとする意図がうかがえます。
その場で簡単な点検を行い必要のない修繕を進められる可能性もあるため、突然訪問してきた業者には警戒しましょう。
キャンペーンやモニター価格を提案する
「今だけの特別価格」や「限定キャンペーン」などの甘い言葉を言い大幅な値下げを提案する業者は要注意です。
値引き前の値段がそもそも相場よりかなり高く設定されている可能性があります。
優良業者もキャンペーンやモニター価格を提案することはありますが、外壁塗装は人件費や材料費など削減できない費用があり値引きには限界があります。
キャンペーンやモニターで大幅値引きを行う業者には警戒しましょう。
不安をあおりすぐに契約に持ち込もうとする
悪徳業者の手口には、簡単な点検を行った後で「今すぐ修繕しないと雨漏りを起こす」「壁が剥がれ落ちて大変なことになる」などと不安をあおり、すぐに契約に持ち込もうとするものもあります。
冷静に判断する時間を与えないという常套手段なので、即決を迫られたら悪徳業者を疑いましょう。
費用の前払いを要求する
工事開始前に全額または大部分の費用を請求されたら、悪徳業者の可能性が高いです。
費用を支払ったものの着工しなかったり工事が途中で放棄されたりするリスクがあるため、前払いを要求してきた業者とは契約しないでください。
足場代を削減しようとする
「近くの工事現場の足場を共有してコストを削減します」と主張してきたら悪徳業者と思って間違いありません。
足場は職人の安全を確保し、効率的で美しい塗装には欠かせない大切なものです。
足場代をカットすることでコストダウンするという業者は信用できません。
実際には足場を共有せず、通常の料金を請求される可能性もあります。
大手企業や公的機関の名前を悪用する
実際には関係のない大手企業や公的機関の名前を悪用して信頼を得ようとする手口もあります。
あたかも市役所からの依頼で来たかのような言い方をする悪徳業者もいます。
業者が大手企業や公的機関の名前を語ったとしても、鵜呑みにしないことが大切です。
他社の見積もりの開示を要求する
他社の見積もりを見せるよう要求し、その金額よりも安くできると言う業者は信用しないことが大切です。
本当にその見積もり金額が妥当であるかどうかの判断には、詳細な点検が必要だからです。
点検もしていないのに他者の見積もりよりも安くできると断言する業者は、信頼できません。
自社のオリジナル塗料を勧める
費用を抑えられるからという理由でオリジナルの塗料を勧めてくる業者にも警戒しましょう。
オリジナルだから安価なのではなく、粗悪な塗料であるため安い可能性が高いです。
そもそも塗装業者が大手塗料メーカーよりも優れた塗料を開発できる可能性は極めて低いです。
オリジナル塗料を勧められたら悪徳業者かもしれないと疑った方がよいでしょう。
悪徳業者への対処法
悪徳業者への対処法を以下に紹介します。
・即決を避ける
・毅然とした態度で断る
・訪問営業は信用しない
・業者の情報や口コミを調べる
・相見積もりをとる
・マーキングがないか確認する
順に詳しく解説します。
即決を避ける
契約を急かされてもすぐに決定せずにじっくりと考える時間を取ることが大切です。
客観的で冷静に判断するために、家族ともよく相談して最終的な判断をしましょう。
毅然とした態度で断る
相手が信頼できないと感じた場合は、はっきりと断ることが重要です。
曖昧な態度を取ってしまうと、相手に隙を見せることになります。
毅然とした態度で対応しましょう。
訪問営業は信用しない
突然の訪問営業や飛び込み営業はまず信用しないでください。
常識的な業者は事前にアポイントを取るのが一般的です。
訪問営業してきたら、悪徳業者かもしれないと疑ってみることが大切です。
業者の口コミや評判を調べる
ホームページで業者の情報や口コミを確認することも悪徳業者に騙されないために重要です。
施工実績や過去のお客様の評価に加え、一級塗装技能士などの有資格者がいるかも確認することをおすすめします。
相見積もりをとる
複数の業者から見積もりを取得し、内容や金額を比較するのも悪徳業者に騙されないために有効です。
見積書の内容に疑問があれば質問し、納得のいく回答が得られるかもチェックしましょう。
ただし相見積もりは多すぎると迷って決められないということが起こりがちなため、多くても2〜3社に絞ることを推奨します。
マーキングがないか確認する
悪徳業者は、住宅の外壁や表札・ポストにマーキングすることがあります。
マーキングとは、悪徳業者の訪問販売員が住民の情報を表すためにつける記号のことです。
住民の家族構成や年代、在宅時間などの情報が記されていることが多いです。
マーキングがある住宅は悪徳業者のターゲットとなっている可能性が高いため、発見した場合は早急に取り除きましょう。
悪徳業者の手口と対策を知り安心で質の高い外壁塗装を実現しよう
この記事では、外壁塗装における悪徳業者対策の必要性やよくある手口と対処法を解説しました。
悪徳業者に騙されないためには、無料診断やキャンペーンの大幅値引きなど甘い言葉に飛びつかないことが大切です。
中には不安をあおり契約に持ち込もうとする悪徳業者もいますが、即決を避け冷静に判断する時間を取りましょう。
見積書や契約内容をしっかり確認し、不明点があれば質問する姿勢も大切です。
信頼できる業者を見極めるには、ホームページで施工実績や施工事例、口コミを参考にしましょう。
業者の対応が親切で丁寧かも、優良業者を見極めるポイントです。
この記事で紹介した対策を参考にして、安心安全で質の高い外壁塗装を行ってください。
マナカリフォーム株式会社
代表取締役 間中明世
保有資格:
足場作業主任者・石綿作業主任者・石綿含有建材調査者・アステックペイント技術研修会 修了
業界歴・経歴:
塗装工事に従事し13年以上。1,000棟以上の塗装工事に携わり独立後は千葉市/四街道市で674棟以上の塗装工事を実施
出身地:
千葉県千葉市稲毛区
私は8年間、下請けの現場作業員として勤務していました。
仕事自体は好きでしたが、元請けの仕事のやり方で何度か嫌な思いをした経験があります。例えば本来正面の1面だけでよい足場を、4面にかけて不要な費用を発生させるなどです。その他にもお客様への向き合い方で大小さまざま、疑問に感じることがありました。ただ元請け先との関係から何も言い出せない、そんな現状に悩み続ける毎日を過ごしておりました。
「もっと誠実にお客様と向き合いたい」「工事で失敗する方を減らしたい」
という想いが日に日に強くなり、マナカリフォーム株式会社を立ち上げるに至りました。
創業時の想いと「常に誠実・正直」を信念に、お客様を裏切らない仕事をお約束します。
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