千葉県でマンションをリフォームするときに利用できる補助金を紹介
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千葉県でマンションをリフォームするときに、補助金の利用ができるのか悩む方は多いのではないでしょうか。
マンションのリフォームには多額の費用がかかるため、うまく補助金を利用したいと考える方も多いでしょう。
千葉県にはマンションのリフォームにかかる費用を補助する制度がいくつかあります。
それぞれ補助金額や対象となる条件が異なるため、あらかじめ確認すると安心です。
本記事では、千葉県でマンションのリフォームをするときに利用できる補助金を、詳しく紹介します。
補助金を申請するときの注意点や利用の流れも解説しているため、参考にしてください。
目次
千葉県でマンションをリフォームするときに利用できる補助金
千葉県でマンションをリフォームするときに利用できる補助金を紹介します。
・マンション長期修繕計画作成支援制度
・マンション再生等合意形成支援制
・分譲マンション耐震診断補助制度
・長期優良住宅化リフォーム推進事業
それぞれ対象となる条件や補助額などが異なるため、詳しく解説します。
マンション長期修繕計画作成支援制度
マンション長期修繕計画作成支援制度は、千葉市内に存在するマンション管理組合に対して、長期修繕計画の作成または見直し費用の一部を補助する制度です。
補助対象となる経費は下記のとおりです。
・修繕計画の作成
・収支計画の作成
補助率は補助対象となる経費の2分の1、補助限度額は25万円と定められています。
適用できるマンションの条件を下に記載します。
・千葉市内にある分譲マンションである
・5人以上の区分所有者が存するマンションである
・延べ面積の2分の1以上が住宅用途である
・建築後5年以上が経過したマンションである
・長期修繕計画が未作成または既存の長期修繕計画がある
制度の詳細や手続きの流れ・補助の要件を確認するためにも、住宅政策課へ相談してください。
マンション再生等合意形成支援制度
マンション再生等合意形成支援制度は、老朽化したマンションの敷地売却や分割といった再生活動にかかる費用の一部を補助する制度です。
補助対象となる活動は下記のとおりです。
・マンションの現状調査に関すること
・老朽度の判定に関すること
・建物の再生方法(修繕、改修、建て替えの比較)の検討に関すること
・居住者の意向調査(アンケート等)に関すること
・基本構想・事業計画の作成に関すること
・その他市長が認めるもの
次に該当するマンション管理組合が補助の対象です。
・千葉市内にある分譲マンション
・5人以上の区分所有者が存するマンション
・延べ床面積の2分の1以上が住宅用途
・耐用年数の2分の1を経過している
・マンションの再生等活動を行うことおよびその経費について、管理組合の集会で決議している
補助金額は再生等検討活動費用の2分の1以内で、最大25万円です。
相談窓口は千葉市の住宅政策課です。
分譲マンション耐震診断補助制度
分譲マンション耐震診断補助制度は、耐震診断費用の一部を補助する制度のことです。
旧耐震基準(昭和56年5月31日以前)に建設された分譲マンションが対象です。
補助額は耐震診断費用の3分の2で、予備診断と本診断により上限が異なります。
予備診断の場合は1棟あたり34,000円、または1管理組合あたり17万円のいずれか低額です。
本診断は、1管理組合あたり400万円または下記3つの合計3分の2と定められています。
・補助対象床面積のうち、1,000平方メートル以内の部分の面積×3,670円/平方メートル
・補助対象床面積のうち、1,000平方メートルを超えて2,000平方メートル以内の部分の面積×1,570円/平方メートル
・補助対象床面積のうち、2,000平方メートルを超える部分の面積×1,050円/平方メートル
分譲マンション耐震診断補助制度の申請には、前年の9月〜11月に事前相談が必須です。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業は国が行っている事業であり、既存住宅の寿命を延ばしたり、省エネ化したりすることを目的としています。
補助金を受けるための条件は下記のとおりです。
・インスペクション(現況調査)の実施すること
・リフォーム後の住宅が一定の性能基準を満たすこと
・リフォーム履歴と維持保全計画を作成すること
補助金はリフォーム費用全体が対象ではなく、耐震性や省エネルギーを一定の基準まで向上させる工事に対して支給されます。
補助率は補助対象リフォーム工事費などの合計3分の1であり、補助金の限度額は下記のとおりです。
・評価基準(1戸/80万円):認定基準には満たないが一定の性能確保が見込まれる水準
・認定基準(1戸/160万円):長期優良住宅(増改築)認定を取得するための基準
住宅の性能をどれだけ上げるかによって異なります。
千葉県でマンションのリフォームに補助金を利用するときの注意点
千葉県でマンションのリフォームに補助金を利用するときの注意点を紹介します。
・補助金が適用されるマンションか確認する
・リフォームにかかる工事が補助金の適用対象か確認する
・補助金の申請時期に気をつける
・結果の通知まで時間がかかることを把握する
補助金の利用には条件や申請時期に注意する必要があるため、参考にしてください。
補助金が適用されるマンションか確認する
補助金はすべてのマンションに適用されるとは限りません。
千葉市が行っている分譲マンション耐震診断補助制度には「旧耐震基準(昭和56年5月31日以前)で建設された分譲マンション」と記載があります。
新耐震基準のマンションでは補助を受け取れないため注意してください。
さらに、申請には前年9月〜11月に事前相談が必須です。
補助金を利用するときには、要件を満たしているかどうか確認する必要があります。
リフォームにかかる工事が補助金の適用対象か確認する
補助金を利用するときには、リフォームにかかる工事が対象かどうか確認しましょう。
たとえば長期優良住宅化リフォーム推進事業の場合、具体的な工事内容はインスペクションの結果に基づいて決められます。
補助対象となるリフォーム工事の区分の一例は下記のとおりです。
・構造躯体等の劣化対策
・耐震性の向上
・省エネルギー対策 など
すべての工事が対象になるとは限らないため、適用対象の条件を満たしているか調べましょう。
補助金の申請時期に気をつける
補助金の申請時期を過ぎてしまうと、適用されません。
さらに申請時期内であっても、補助額の予算に達してしまった場合は受付を終了するケースがあります。
事前に詳細を確認し、余裕を持って申請しましょう。
結果の通知まで時間がかかることを把握する
補助金は申請してすぐに適用されるわけではなく、ある程度の時間を要する場合がほとんどです。
申請情報に誤りがあると、さらに時間がかかってしまう可能性があります。
提出書類は十分に確認し、不備がないよう準備しましょう。
千葉県でマンションをリフォームする際に補助金を利用する流れ
千葉県でマンションのリフォームをする際は、一般的に下記の流れで利用します。
・適用できそうな補助金制度を見つける
・必要書類を入手する
・補助金の申請が承認されたら着工する
・請求書や報告書を提出する
千葉県でおこなっている補助金制度のなかで適用できそうなものを探し、必要書類を入手します。
市役所の窓口でもらうか、自治体のWebサイトにて申請書類をダウンロードしてください。
補助金の交付が決定し、通知書を受け取ったら業者と契約します。
申請前に工事を始めた場合は、補助の対象にならない可能性があるため注意が必要です。
工事が完了したら請求書や報告書を市に提出し、助成金を受け取ります。
うまく補助金を利用してマンションをお得にリフォームしよう
マンションのリフォームには多額の費用が必要です。
少しでも安く工事を行うためには、うまく補助金を利用しましょう。
補助金は制度によって対象となる条件や補助金額が異なります。
利用できそうな補助金があるかどうか、一度お住まいの自治体のWebサイトや市役所で確認するのがおすすめです。
マナカリフォーム株式会社
代表取締役 間中明世
保有資格:
足場作業主任者・石綿作業主任者・石綿含有建材調査者・アステックペイント技術研修会 修了
業界歴・経歴:
塗装工事に従事し13年以上。1,000棟以上の塗装工事に携わり独立後は千葉市/四街道市で674棟以上の塗装工事を実施
出身地:
千葉県千葉市稲毛区
私は8年間、下請けの現場作業員として勤務していました。
仕事自体は好きでしたが、元請けの仕事のやり方で何度か嫌な思いをした経験があります。例えば本来正面の1面だけでよい足場を、4面にかけて不要な費用を発生させるなどです。その他にもお客様への向き合い方で大小さまざま、疑問に感じることがありました。ただ元請け先との関係から何も言い出せない、そんな現状に悩み続ける毎日を過ごしておりました。
「もっと誠実にお客様と向き合いたい」「工事で失敗する方を減らしたい」
という想いが日に日に強くなり、マナカリフォーム株式会社を立ち上げるに至りました。
創業時の想いと「常に誠実・正直」を信念に、お客様を裏切らない仕事をお約束します。
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